湯船が流れない・水の流れが悪い、浴槽(バスタブ)の排水つまりを直す

まずは熱すぎないぬるま湯、または熱湯をゆっくりと排水口に流し込みます。 温度としては人肌では少し暑いと感じる程度。40～50度程度くらい。 排水口にまっすぐ入るように流し込んでいくのがポイント。

後はバケツを使ってそれをもっと高所から叩きつけるように行うのも効果的。 バケツにお湯を溜めたあと、浴槽の排水口めがけて一気に叩きつけるように 流しこむのがポイント。滝を直接排水口に流すイメージで行うとやりやすいと思います。

トイレやキッチンのつまりを解消するのにも効果的な方法ですので覚えておくと便利です。 もしこれで解消できなければそれ以上の修理方法が必要になってきます。

ハンガーやワイヤーブラシで浴槽の排水口に詰まった汚れをかき出します。
使うものはご家庭によくあるハンガーで十分です。ワイヤーブラシと同等の効果が期待できます。
ハンガーを使う場合、まっすぐ伸ばし、先の方を浴槽の排水口に収まる程度でフックを作るとよりつまりをかきだせます。

★ポイント
ハンガーもワイヤーブラシも金属で出来ているので、あまりむやみにガリガリし過ぎると
配管やパイプを傷める原因になって水漏れなどその他の水道トラブルになりかねません。
ハンガーを使う場合は詰まりの原因をしっかり探り、そこをピンポイントでかき出すようにしましょう。

ラバーカップ（スッポン）やプランジャーを使うのも詰まりを治す上では効果的。
浴槽に少し水を溜めてから使うと、吸引力が増します。
ハンガーやパイプクリーナーなどで汚れを浮かした後に使うと更に効果的に。

★ポイント
ラバーカップやプランジャーは密閉空間の圧力を利用して汚れや詰まりを吸引する働きをします。
なので、浴槽に水を少し溜めるというのは少しでも隙間を作らないためです。

また、浴槽の排水栓がワンプッシュ式の場合は、ボタン側もある程度密閉することをオススメします。
構造上排水栓と繋がっているため、空気が出入りできてしまうためです。
しっかりと水気を拭きとってから、ビニールテープ等で密閉してから使用すると、 ゴッソリ詰まりが解消されるといった体験も、よく耳にします。

出典：translate.google.com

スネイクとは、浴槽にかぎらず排水管などドレインの詰まりを除去するための道具です。
形としてはワイヤーブラシに似てますが、最近流行りのフレキシブルスネイクという道具は、 先端に髪の毛をキャッチするような加工されているのでゴッソリ髪の毛を除去できます。

そして、もっと簡単に、今すぐ修理したい！という方にオススメなのがペットボトル。
ペットボトルを細長く螺旋状にカットしてスリットを入れていきます。
サイズは使用する浴槽の排水口に入るように調整し、スリットも入れ過ぎないようにしましょう。
後はワイヤーブラシやスネイク同様、排水口に入れて一気にかき出していきます。
スリットを入れることで、そのスリットで詰まりの原因を絡めとる、という使い方です。

★ポイント
スネイクやペットボトルを使う場合、軽く回転させながら引っ張るとより髪の毛を取り除けます。
単純に突っ込んで引っ張るだけでも汚れをかき出せますが、排水管やパイプ内部をまんべんなく 循環させるイメージで行うと、より詰まりの解消につながります。

市販のパイプユニッシュや業務用パイプクリーナーももちろん詰まりの修理に効果てきめん！
ただし、いくら使っても直らない場合はもっと状態が悪いので他の方法を試すか、
早めにプロの修理業者へご相談することを検討してください。

こうしたパイプクリーナーには、髪の毛を溶かす成分が入っている物が多いので、 人体へは劇薬となります。なので、使う際には換気を十分に行い、 もし付いてしまったらすぐにお湯で洗い流してください。

★ポイント
パイプクリーナーを使用する場合、粘度が高いものを選ぶようにすると、 排水管などパイプ内部にまんべんなく浸透していきます。

また、お湯で洗い流すとより効果的です。
汚れを溶かしたり浮かせる効果を持つので、そのままお湯で綺麗に流れていきます。
その他、パイプクリーナーを使用した後にラバーカップやスネイクなど他の修理方法を試すとより浴槽の詰まりを解消できるので、 もしこれだけで治らないのであれば、ここで紹介する方法を組み合わせるなどしてみてください。
使う際には換気を十分に行うようにしましょう。

重曹（ベーキングソーダ）は詰まりの他にもご家庭のお掃除に重宝することで有名。
もちろん浴槽のつまり修理にも十分使えます。
また、重曹だけじゃなく、一緒にお酢やクエン酸を混ぜるとより効果的です。
対比は1：1が理想ですが、あまりかけ過ぎたりすると目や粘膜に悪影響ですので、 使用する際は必ず換気しながら行ってください。

★ポイント
まず最初は重曹をまんべんなくふりかけます。それからお酢やクエン酸をかけていきます。
そうすると、化学反応によって強いアルカリ性の炭酸ソーダが髪の毛などつまりの原因を溶かしやすくしてくれます。 パイプクリーナーなどを使った後で使用すれば、悪臭などニオイ防止もなって一石二鳥です。
こちらもパイプクリーナー同様、十分に換気を行ってから使用しましょう。

以上を踏まえ、ご家庭でもできる浴槽のつまり修理をご紹介してきましたが、 それれでも直らない、すぐにまた詰まる、など症状が改善されないようなら当町の水道修理センターなどプロの修理業者へのご相談もご検討ください。
プロだからこそできる修理の技術で、浴槽のつまりを徹底的に解決し、住み始めたあの頃の流れに復活させます！ まずは無料のお電話見積からのご利用を、お待ちしております。

お風呂・浴槽の排水溝のつまり解消は、以下のページも参考にしてください。
お風呂・浴槽の排水溝つまり解消法！水がたまる・流れが悪い・排水が遅い

• 髪の毛などヘアキャッチャーを付ける
• 定期的にパイプクリーナーなどを流し込む
• 重曹で定期的にお掃除

基本的には普段からできる予防策としては、定期的なお掃除に尽きます。
パイプクリーナーや重曹など、つまりがひどくなってから使っても手遅れになることもあるので、 まだ詰まりが起こっていなくても、定期的に流すだけでその発生源を元から断つことができます。
重曹なんかは同時に臭いとヌメリの防止も兼ねるのでオススメです。

また、詰まりの原因になりやすい毛髪など、水以外を浴槽に流さないようにすることも予防策と言えます。
100円ショップやホームセンターには浴槽でも使えるヘアキャッチャーなどが購入できますのでぜひお試しください。