キッチンの交換はどの程度費用がかかる?相場料金と工期について、実例を交えて紹介します
最終更新日 2023年6月29日
戸建てでもマンションでも人気のリフォームはキッチン交換です。
しかし気になるのは、キッチン交換にはどの程度の費用がかかるのだろうかということではないでしょうか?
そこで、この記事ではキッチン交換の相場料金と工期などについて、価格帯別に実例を交えて紹介します。
キッチン交換リフォームを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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キッチン交換の費用相場はどれぐらい?
キッチン交換リフォームを検討する際に、一番気になることといえば費用のことでしょう。
そこで、2021年4月に行われたあるネット調査の結果から、価格帯別の比率をご紹介します。
価格帯 | 比率 | 備考 |
~50万円 | 14% | |
50~100万円 | 31% | 1番多い価格帯 |
100~150万円 | 24% | 2番目の価格帯 |
150~250万円 | 20% | 3番目の価格帯 |
250万円~ | 10% |
この表から、1番多い価格帯は「50~100万円」の31%、2番目は「100~150万円」の24%、3番目は「150~250万円」の20%だということがわかります。
また、1番目の「50~100万円」と2番目の「100~150万円」で55%を占めており、キッチン交換リフォームの人気の価格帯であることがわかります。
オプションをどれだけつけるのかによって費用は変わってくる!
キッチン交換リフォームの費用は、一般的に「基本費用」「オプション費用」の要素から構成されています。
まず、「基本費用」とは、キッチン本体の商品代と施工費のことでキッチン交換に必須の費用です。
「基本費用」は、キッチンのグレード(シンプル、スタンダード、ハイグレードなど)や形(I型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型など)によって変わってきます。
次に、「オプション費用」は「基本費用」にプラスされますので、オプション項目が多くなるとキッチン交換リフォームの費用が高くなります。
「オプション費用」の一例は次の通りとなっています。
オプション項目 | オプション費用 |
IHクッキングヒーター | 15~20万円 |
ビルトイン食洗機 | 8~10万円 |
収納棚 | 3~10万円 |
蛇口一体型浄水器 | 1~2万円 |
なお、この他にLDKの床・壁・天井の張替え費用などがかかる場合もあります。
キッチン交換の費用相場の実例
では、次にキッチン交換の費用相場について実例を挙げて説明をします。
【実例1】50~100万円程度でできるキッチン交換
まず最初の実例は、50~100万円程度でできるキッチン交換です。
先に説明したように、この価格帯はキッチン交換のリフォームの中で一番多い価格帯です。
【実例1-1】I型キッチンへの交換
キッチン本体をクリナップのシンプルグレードのI型「ラクエラ」に交換しました。
キッチン下収納が開き戸から二段引出しタイプになり収納力も大幅にアップしました。
タイル張りの壁をキッチンパネルに変更したので掃除もしやすくなりました。
費用は90万円、施工日数は4日間でした。
【実例1-2】調理台が広く使い勝手が良いキッチンへの交換
調理台が狭かったので広々とした調理台のあるキッチンに交換しました。
吊り戸棚やキッチンパネルなどは既存のものを残して費用を抑えました。
費用は75万円、施工日数は5日間でした。
【実例1-3】I型キッチンをグレードの高い機能性キッチンに交換
I型キッチンをグレードアップしてTOTOの「クラッソ」に交換しました。
クロスの張替えや吊り戸棚の交換も行い、洗練されたデザインに仕上がりました。
費用は95万円、施工日数は5日間でした。
【実例1-4】配置やカラーなど隅々までこだわったキッチン交換
奥様のセンスで隅々までこだわってキッチンの配置やカラーなどを決めました。
新しいキッチンには清潔感のあるリクシルの「アレスタ」を選定しました。
費用は100万円、施工日数は6日間でした。
【実例2】100~150万円程度でできるキッチン交換
次に紹介する実例は、100~150万円程度でできるキッチン交換です。
【実例2-1】壁面キッチンからおしゃれな対面型キッチンへの交換
壁面キッチンから対面キッチンに配置を変えて、キッチンからリビングが一望できるようになりました。
パナソニックの「リフォムス」を採用し、調理や片付けにこだわった機能性やタッチレス水栓などで使いやすいキッチンになりました。
費用は147万円、施工日数は12日間でした。
【実例2-2】ハイグレードI型キッチンへの交換
シンクや調理台などの調理スペースを大きく確保するために、トクラスの「Berry」を採用しました。
ガスコンロをIHクッキングヒーターに変更して、使い勝手と安全性を向上させました。
費用は128万円、施工日数は10日間でした。
【実例2-3】アンティーク調の対面式無垢材キッチンへの交換
憧れのウッドワンの無垢材のシステムキッチン「スイージー」を選びました。
キッチンのワークトップにはステンレス素材を選択し雰囲気を引き締めました。
既存の吊り戸棚を撤去し対面式オープンキッチンに変更、明るい空間になりました。
費用は120万円、施工日数は5日間でした。
【実例2-4】間口255cmのキッチン交換と収納セット増設
広い間口にしたかったのでクリナップ「ラクエラ」の間口255cmタイプを選びました。
既存のキッチンの風合いが気に入っていたのでできるだけ活かすようにしました。
キッチン背面に収納セットを増設し、広くて効率的なキッチンになりました。
費用は125万円、施工日数は7日間でした。
【実例3】150~250万円程度でできるキッチン交換
最後に紹介する実例は、150~250万円程度でできるキッチン交換です。
【実例3-1】食洗機付きの対面キッチン、ガスコンロをIHに変更
壁面キッチンを対面式キッチンにレイアウト変更しました。
ビルトイン食洗機付き、コンロはガスコンロからIHクッキングヒーターに変更。
収納を増やすために背面収納を設置してたくさんの引き出しが使えるようにしました。
費用は150万円、施工日数は7日間でした。
【実例3-2】キッチンをアイランド型に変更、パントリーも設置
キッチンの配置を変更して、リビングを見渡せるアイランド型に変更しました。
キッチンにはパナソニックの「ラクシーナ」を選定。
キッチンの背面には、冷蔵庫と食器棚を収納できるパントリーを新設しました。
費用は179万円、施工日数は7日間でした。
キッチン交換の工期はどれぐらいを見積もっておけば良い?
キッチン交換の工期は、工事内容によって変わってきますが、一般的には次のとおりです。
- キッチンの交換のみを行う場合:2~4日
- キッチン交換と内装工事を行う場合:2~6日
- キッチンの位置変更を行う場合:7日~
1.と2.は、既存のキッチンと同じ場所に、新しいキッチンを設置する場合の日数です。
3.は、壁付き型をアイランド型に変更するなどのキッチンの位置変更を伴う場合です。
キッチン交換の工事の流れ
一般的なキッチン交換の工事の流れは次のとおりとなります。
工事しない部分を汚れや傷から保護する作業
既存キッチンの解体や撤去
新しい給水管や排水管の工事
新しいガス配管の工事
新しい電気配線の工事
新しい壁の下地をつくる工事
新しいキッチンの搬入や組み立て
壁紙やキッチンパネルなど内装の工事
引き渡しと取り扱い説明
キッチン交換費用相場は実際のところ依頼する業者による!相場を知って、見積もりでしっかりと見極めよう!
実際のところ、キッチン交換をどの業者に依頼するか、およびキッチン交換を含むリフォームの内容がどういうものかによって、費用は大きく変わってきます。
それは業者によって、得意とする工事内容や工事範囲があるからです。
例えば、既存のキッチンとほぼ同じタイプのキッチンに入れ替えるだけであれば、あまり大きな違いは出てこないと思われますが、キッチンの位置を移動したり、キッチンのタイプを違うもの変更したり、床や壁・天井などもすべて張り替えるという大規模なリフォーム内容であれば、これらの範囲を得意とする業者でなければ割高になってしまうでしょう。
いずれにしても、キッチン交換を含むリフォームの内容をきちんと決めた上で、候補となる複数の業者に見積もりをとって、きちんと比較をして業者を選ぶ必要があります。