最終更新日 2023年6月29日

ポストを確認した際に、郵便物の中で目につきやすいマグネットチラシ。

何となく捨てるのも気が引けて、冷蔵庫などに貼り付けているご家庭も多いのではないでしょうか。

しかし昨今、「マグネットチラシを出している水道業者に依頼をしたら、ぼったくられた」という被害が相次いでいます。

ぼったくりの内容とは、依頼先から必要以上の修理内容を告げられ、高額な部品交換契約をさせられたというものです。

マグネットチラシを配っている全ての水道業者が悪質ではないと分かっていても、こうした事件を耳にすれば疑心暗鬼になってしまうものです。

もし仮に、水道トラブルに見舞われたとしてもマグネットチラシの業者には依頼することをためらってしまうケースも少なくありません。

そこで今回は、マグネットチラシの水道業者に本当に修理などを依頼をしていいのかどうか、また事前に確認すべきいくつかのポイントについて解説していきます。

なぜ水道業者はマグネットチラシが多いの?

自宅のポストを見てみると、日々様々なチラシが投函されていることでしょう。

食品デリバリーや習い事、美容室やリフォームなどのチラシはほとんど材質が紙です。

その中にある水道業者の広告は、マグネットチラシであることが圧倒的に多いです。

マグネットチラシが投函される理由は「紙チラシよりも捨てられにくいから」とされています。。

マグネットチラシをどう捨てればいいか悩み、とりあえず冷蔵庫などの家電に貼っておくという家庭も多いことでしょう。

市場の動向として、テレビCMなどで大々的に宣伝広告をうつことのできる水道業者はさほど多くない傾向にあります。。

そのため、水道業者の間では「少しでも見つけてもらいやすくするため」にマグネットチラシを配布するというマーケティング方法が主流となっていきました。

マグネットの特質を活かし、キッチンなど水回り近く設備に貼り付けてもらうことに成功すれば、咄嗟のトラブル時に依頼を受けられる可能性が高まります。

こうしてマグネットチラシを利用したマーケティングが広まった結果、マグネットチラシを悪用するぼったくり水道業者も増えていきました。

悪質な水道業者を見分けるには?依頼前にネットでも確認したい3つのポイント

急に水回りのトラブルが発生すると、焦るあまり下調べもせずに手近な水道業者に依頼の連絡をしてしまいがちです。

特に、家電に貼りっぱなしにしていた水道業者のマグネットチラシに目を止め、そのまま電話をかけてしまうという方も多いのではないでしょうか。

しかしながらそのマグネットチラシは、優良な水道業者から配布されたものであるとは限らないのです。

マグネットチラシの配布元が、ぼったくりを行ったり雑な修理を行ったりするような悪質業者である可能性には充分注意しなくてはなりません。

とはいえ、焦った状態でも冷静に水道業者を見極めなければ、一方的にお金を奪われてしまいかねません。

悪徳業者の見極めの上で気を付けるべきマグネットチラシのポイントは、以下の3つです。

  • 過度な安値を売りにしている
  • 法人名や所在地の記載がない
  • チラシと実際に来た水道業者の名前が異なっている

それぞれ以下から詳しく解説します。

ポイント①:過度な安値を売りにしている

マグネットチラシには、「水道修理〇〇円~」と極端に安い修理代金だけが大きく表示されているものもあります。

その他の情報は小さく並んでいるだけで、安いという印象ばかりを植え付けてくる広告には注意が必要です。

注意が必要な理由は、基本料金はたしかに格安ではあるものの、実際に工事を依頼した場合、オプション料金として高額な費用を請求してくるケースが存在するためです。。

この場合例えば、基本料金の内訳に作業料金や出張料金が含まれていないことを理由にするなどして、依頼した後で業者から高額請求が行われることがあります。

こういった被害における消費者生活センターなどへの相談者は、泣く泣く言われるがままにその額を支払ってしまっていたことも多いそうです。

そのため、マグネットチラシを見て過度に安い印象を受けた場合には、必ずインターネットでチラシの水道業者を検索して探しましょう。

インターネット上にその業者が見つかったときは、詳細な料金体系の項目にどういった内容が含まれているかを確認し、工事を依頼する上で不安要素がないかを見極めることが大切です。

しかしながら、「基本料金が他社と比べ高額な水道業者であれば優良」というわけではありません。

異様に高い料金、予算を越えた料金が明示されている業者に依頼する必要もありません。

水道業者に限らず、日頃から「明確に金額が示されている業者」を選ぶ癖を付けるよう心がけてみてください。

ポイント②:法人名や所在地の記載がない

マグネットチラシの水道業者名で検索をかけ、ホームページを調べる際に注意すべき点は、「会社概要」の項目です。

会社概要には、運営元企業の名称や所在地が明記されていることが一般的です。

しかしながら悪質な水道業者は、事務所実体がなかったり、法人名すら持っていない可能性があります。

そのためホームページ内では会社概要に注目し、法人名や事務所所在地などを必ず確認してください。

記載がない業者に依頼してみようと思った場合には、電話依頼の際に「法人名を教えて」と質問してみましょう。

優良業者であれば、そうした質問にはハッキリと答えられるはずです。

曖昧にしか返答がなかった場合には、架空業者であるリスクがあります。

その場合、早急に依頼を取りやめ、別業者に依頼をするのが安心です。

ポイント③:チラシと実際に来た水道業者の名前が異なっている

マグネットチラシに記載された法人名や事業所実体と、インターネット上における公式サイトの情報を照らし合わせるなどして、ある程度の確証を得てから依頼をしたものの、実際に派遣された作業員の所属する業者名が異なっている場合は、悪質業者である可能性が高いといえます。

その理由は、悪質な水道業者が架空のサービス名でいくつものチラシを配布したり、ホームページを運営するケースは少なくないためです。

事前にインターネットで料金などを調べていたとしても、全く違う業者が修理に来たのであれば、事前の調査と異なる高額な料金を請求されてもおかしくありません。

また、実際に修理などを依頼してしまってからトラブルが発生、その後に修理した業者の連絡先が消滅してしまうといったパターンも存在します。

このようなケースであれば、可能な限り早い段階で依頼を取りやめましょう。

場合によっては業者側からキャンセル料の請求を受ける可能性もありますが、支払いたくない場合には拒否し、消費者生活センターに相談するようにしてください。

優良な水道業者を見極める2つのポイント

安心して依頼できる、優良な水道業者を一度でも見つけられれば、以後も継続して頼れます。

しかし、たっと一度で優良業者を引き当てることは可能なのでしょうか。

そこで以下からは優良な水道業者を見極めるポイントについて解説します。

ポイント①:水道局指定工事事業者である

「水道局指定工事事業者」とは、各地方自治体の水道局が定めた、給水・排水装置工事を適切に行うための基準を満たした業者を指します。

水道局指定工事事業者に指定されていないから営業してはならないわけではありません。

しかしながら、水道局指定工事事業者ではない場合は、そうである場合に比較して対応可能な工事範囲に大きく差が出るのが特徴です。

また「水道局指定工事事業者である」からといって100%安全である保障もありません。

それでも、地方自治体の認可を受けている業者であることは事実です。

水道局指定工事事業者であるかどうかの事前確認は、トラブル発生時における消費者生活センターへの相談を有利に進めやすくなります。

可能な限り水道局指定工事事業者かどうかを確認して依頼することがおすすめです。

ポイント②:修理実績が豊富で運営がしっかりしている

水道業者へ修理などを依頼する際には、ホームページの年間対応件数を始めとした実績を確認し、その水道業者が日頃どういった修理を請け負っているかをよく見ておくことも重要なポイントです。

大手企業との提携や、長年の営業実体、新旧問わぬ実績がある水道業者であれば、運営体制がしっかりしているといえます。

また規模の大小にかかわらず、優良な水道業者は電話対応のオペレーターや現場作業員への教育もしっかりされていることが多いので、工事などを依頼する上で少しでも疑問点が生まれた際には、必ず細かく質問をしてみましょう。

こちらが質問などを投げかけた際に、オペレーターの知識が足りなかったり、質問に答えられなかったり、曖昧な返答をされたりする場合には依頼の取りやめが良いでしょう。

ポイント③:住宅の管理会社、施工業者に相談する

物件には管理者が存在します。

賃貸物件であれば管理会社、戸建ての場合では住宅会社や施工業者が管理者に該当します。

住宅契約時に、「住居トラブルに関するアフターフォロー」といったサービスが付与されていることもあるものです。

賃貸物件であれば、一般的に管理者側に住居の老朽化による工事費用負担の義務が発生します。

そのため、自力で水道業者を探し出し、依頼する前に、管理会社や施工業者に相談することで、無償対応が可能といったことが判明するかもしれません。

一方で修理の程度によっては自己負担となることもあるため、すべてが無償修理になると思い込むことなく、下調べをすることが大切です。

マグネットチラシの水道業者に依頼する時は、必ず自分で調べましょう

今回は「マグネットチラシを配布する水道業者が悪質か優良かを見極める際のポイント」について解説しました。

急な水道トラブルに巻き込まれた場合、判断力が鈍り、常識的な業者に依頼できず、選んでしまった悪徳業者からの被害に合ってしまうケースも少なくありません。

そのため、安心できないマグネットチラシは事前に処分し、優良な水道業者のあたりをつけておき、何かあった場合はそちらに依頼することがおすすめです。

また実際に水道トラブルが起きた場合も、管理会社や施工業者、または自治体に連絡を取り、どうすべきかなどを相談することで、より安全に水道工事の依頼ができる可能性もあります。

水道トラブルではまず焦らず、反射的にマグネットチラシの業者に頼るのはやめておきましょう。

必ず事前に業者を調べ、信頼できると判断できた場合にのみ利用するべきです。

町の水道修理センターの蛇口/水栓の交換・水漏れ修理関連の料金価格表

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蛇口を締めても水がポタポタ出続ける 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
混合水栓から水の出が悪い 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
ハンドルからの水漏れ・締りが悪い 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
ハンドル/レバーが動かない・回らない 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
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