排水口ネットや掃除道具に。いらなくなったストッキングの活用方法
最終更新日 2023年5月31日
履いていたストッキングが伝線してしまったとき、すぐに捨ててしまってはいませんか。
ストッキングは薄手の素材であるため、何かに引っ掛けてしまったり爪で破れてしまったり、簡単に破損します。
そのため、消耗品として捉えようと思いがちになるかもしれません。
ただストッキングをすぐに捨ててしまうことがもったいない場合があります。
ストッキングは、掃除を始めとした様々な用途に再利用可能な優れものなのです。
知らずにゴミとして処理してしまう前に、いらなくなったストッキングの意外な活用法を知っておきましょう。
こんなことにも使える?ストッキングの再利用方法5選
いらなくなったストッキングは、以下5つの活用方法があります。
- ホコリ取り
- 蛇口磨き
- 掃除機ヘッドカバー
- 排水口ネット
- 靴磨き
ホコリ取り
壊れたストッキングの最もポピュラーな使い方は、家の隅々におけるホコリ取りです。
使い方はストッキングのつま先からひざ下あたりの部分を切り取り、手にかぶせるだけです。
ホコリを被った箇所を拭き取ると、驚くほどに吸い付きます。
手の届かない箇所の場合には、ハンガーにストッキングをかぶせることでモップのように使いましょう。
またハンガーであれば自在に形を曲げることもできるので、狭い家具の隙間にも対応できます。
他の道具を一切必要とせず、乾拭きでも充分な掃除効果を得られるので、部屋のホコリでお悩みの方にはストッキングの利用がお勧めです。
特に物の多い部屋であれば細かな掃除が行き届かず、掃除機で吸いきれないホコリが溜まってしまうはずなので特に勧められます。
いらないストッキングさえあれば簡単に効果を実感できるので、気になる方は試してみてください。
どうしてストッキングでホコリが取れるの?
なぜストッキングで拭き取ることで、大量にホコリが取れるのでしょうか。
その理由として、ストッキングの材質がナイロンやポリウレタンといった化学繊維であることが挙げられます。
ナイロンやポリウレタンは静電気を起こしやすい性質があるため、ホコリを吸い寄せやすいのです。
またストッキングは素肌に着用するものであるため、肌を傷つけない柔らかな質感をしています。
家具や床、壁を傷つける恐れがほぼないので、安心して掃除に利用することが可能なのです。
蛇口磨き
水回りの蛇口磨きにも、ストッキングを活用することができます。
蛇口は水垢が付きやすい箇所であり、放置しているとすぐに白い水垢で汚れてしまいます。
蛇口の水垢は見た目の清潔感に大きく影響するため、できるなら常にピカピカに磨いておきたいものです。
蛇口の材質によっては、スポンジであっても微細なキズが付いてしまうことがあります。
蛇口が傷つくことで水圧が原因の水漏れ等に繋がる可能性もあるため、蛇口磨きは繊細に行うべきです。
その際にストッキングを使用すれば、蛇口を傷つけることなく磨くことができます。
そのままこするだけでもキレイになるほか、クエン酸を用いることでより蛇口はピカピカになります。
掃除機ヘッドカバー
布団に掃除機をかけようとして、巻き込んでしまい布団カバーが伸びてしまったり破れてしまった経験はありませんか。
布団用の掃除機カバーは市販されているものの、掃除機にストッキングをかぶせることでそうした製品をあえて購入する必要がなくなります。
使い方は、掃除機のヘッド部分にストッキングをかぶせるだけです。
汚れを吸い込みつつ、内部に布地を巻き込むことが起こらなくなります。
ストッキングを装着したことによる影響は吸引力にはほぼ関与しないため、楽に布団を掃除することができます。
また家で小さく、大切なものを人の手が入りづらい場所にことがしてしまった時などにも、掃除機にストッキングを装着する方法は役に立ちます。
例えば指輪やアクセサリー、小物類が家具と床の隙間に転がってしまって取れない場合です。
該当箇所をストッキングを付けた掃除機で吸い込めば、安全に吸い寄せることができます。
排水口ネット
水回りの排水口ネットとしてもストッキングは使えます。
ストッキングを台所の三角コーナーや排水口に設置することで、細かい食べカスまでもキャッチするようになり、市販されている水切りネットと同じように使用できます。
また洗濯機に取り付けることで、ゴミ取りネットとしても使用が可能です。
ただこれらの使用法はストッキングを傷つけやすく、長期的な使用には向いていません。
いらなくなったストッキングであることを加味し、惜しむことなく一度使用したら捨てるようにしましょう。
本項目の使い方は、「気付かぬ間に排水口ネットやゴミ取りネットが切れていて、どうしても必要」といった応急措置用だと思ってください。
靴磨き
意外な活用法として、靴磨きスポンジの代用品としてもストッキングは使用できます。
革靴用のワックスを付けて磨けば靴の表面をピカピカに整えられ、材質が柔らかいので靴の表面を傷つけません。
お気に入りの靴であれば専門の靴磨き屋に頼むのがベストではるものの、そこまでこだわりがなく、一時的な汚れやくすみが気になったりという方にはお勧めです。
いらなくなったストッキングで自宅をキレイに!捨てる前に活用しよう
今回はいらなくなったストッキングの活用法を、メジャーなものから意外なものまで5選紹介しました。
市販で同様の効果を得られるグッズを購入すると、そこそこの出費になるためでストッキングの再利用における節約効果も見逃せません。
どちらにしても捨てなければならないストッキングなのであれば、捨てる前に最大限活用して身の回りをキレイに保つために利用してみてはどうでしょうか。
ただし使おうとしているストッキング全体に伝線が広がっていたり、ほつれている場合には、逆に掃除用具故障の原因となる可能性もあるため注意してください。