最終更新日 2023年8月31日

洗面台は、自宅の中でも毎日のように使う場所です。

自分自身の身支度を整えるために洗面台を使用するだけでなく、家を訪れた客人が手を洗う際にも使用されるので、必然的に多くの人の目に触れやすい場所でもあります。

そのため、「洗面台回りをもっとも綺麗にしておきたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

例えば、賃貸の物件に入居するのであれば、洗面台は備え付けで決められている場合がほとんどです。

「他の居住スペースは気に入っているけれど、洗面台回りだけ気に入らない」

「古くなってきた洗面台をリフォームしたい」というような考えに思い至った時、どのように洗面台リフォームをおこなうのが良いのでしょうか。

そこで今回は、おしゃれで機能的な洗面台のリフォーム例をビフォーアフターを添えて紹介します。

洗面台リフォームは簡単にできるの?

洗面台リフォームの方法については、まず現在の住まいが「賃貸」か「持ち家」であるかによっても大きく変わってきます。

賃貸物件の場合、その家の所有者は管理会社や大家さんです。

洗面台リフォームによって配管工事や配線工事が必要となったり、「新たに洗面台を設置する」などの大規模な工事を行う必要がある場合、勝手に行ってしまうと退去時のトラブルに繋がりかねません。

そのため、洗面台リフォームを検討する際には、まず管理会社や大家さんに確認を取りにしましょう。

洗面台リフォームは、「洗面台の交換を行う」か、「内装工事まで行う」かによって費用や工事の期間も異なってきます。

工事の期間とは基本的に、洗面台の交換で1日程度、内装工事も含めると3日程度かかるものです。

洗面台のリフォームは、自宅のリフォームの中でも、業者に依頼すれば比較的簡単に行うことができる部類に入るとはいえ、大がかりな工事が必要です。

どの程度のリフォームを望むか、先に明確な理想を設定しなければなりません。

洗面台リフォームでできること

「洗面台リフォーム」の内容は大きく分けて、「洗面台の交換」か「洗面所全体のリフォーム」の2つに分けられます。

「洗面台のキャビネットを変えたい」、「洗面ボウルを新しくしたい」など、洗面台のみを入れ替えるだけで事足りるのであれば、費用も安く工期も短い「洗面台の交換」がお勧めです。

一方、「床や壁、洗面台以外の様々な空間も、丸ごと自分好みに作り変えたい」という要望があるのなら、「洗面所全体のリフォーム」をお勧めします。

洗面台のみを交換した後で、「やっぱり洗面所全体ごとリフォームすればよかった」と思い直し、再度のリフォームに及んでしまえば、工期は長くなります。

さらに工期や工数が増加するということはトラブルの発生も呼びやすく、後悔する可能性があります。

そこで以下から紹介する理由ように、あらかじめ「どういった点に不満があるからリフォームしたいと思ったのか」を明確にしておきましょう。

よくある理由①:洗面台の故障

洗面台の故障を機にリフォームを検討した場合には、機能性を重視してリフォーム内容を決めましょう。

故障が原因にも関わらず、洗面台のリフォーム時にデザイン性を重視してしまうと、以前より使い勝手が悪く感じたり、同様の使い方をすることで前よりも壊れやすくなったりといった問題が発生する可能性があります。

リフォーム経験者の間では、「今までの洗面台をそのまま新型にすべきだった」という声も多く聞かれます。

故障が原因でリフォームに至った場合は、洗面所自体の満足度を下げないために、これまで洗面台をどのように使用していたかを踏まえた、機能的なグレードアップに特化すべきです。

よくある理由②:家庭環境の変化

新しく小さな子どもが誕生した家庭では、家族全員が平等に使いやすい洗面台に変えるリフォームが検討されることがあります。

子どもに合わせたリフォームのケースでは、子ども用の低い洗面台を新たに設置したり、子どもが触っても危なくないような作りの洗面台に交換するなど、機能やデザイン以上に「安全性」を重視したリフォームが人気です。

例えば家庭環境を重視したリフォームにおいては、子どもが水を出しっぱなしにしてしまわないよう、自動止水機能が付いた蛇口なども人気があります。

よくある理由③:他の居住スペースと併せたリフォーム

寝室やリビングなど「他の居住スペースのリフォーム」にあわせ、洗面台のリフォームもする場合には、「家全体の統一感」を重視してみてください。

リフォームによって居住スペースごとに全く雰囲気が異なる空間にしてしまうと、家庭内に統一感がなく落ち着かない場所となってしまう可能性が生じます。

このような場合、ベースとなるデザインを1つ定め、その他のスペースもベースの雰囲気にあわせていくことで、デザインに統一感を出してみてください。

他の居住スペースも含んだリフォームに及ぶ場合には、洗面台のみの交換ではなく、壁紙なども含んだ洗面所全体のリフォームを行いましょう。

Before&Afterで紹介!おしゃれで機能的な洗面台リフォーム4選

本章では、実際にどういった洗面台リフォームが行われているのかについて、事例をあげて解説します。

それぞれの事例では、元々の洗面台にはどんな問題点があったのか、リフォーム後はどう良くなったのかというビフォア・アフターをぜひ自分の洗面台リフォームにおいて参考にしてみてください。

リフォーム成功例①:古くなった洗面台を全面リフォーム!

築年数が古く、入居時から洗面台の使い勝手の悪さが気になっていた家庭の例です。

家全体の住心地は気に入っているものの、洗面台回りはどうしても手狭でした。

収納が少なく、洗面ボウルの上に歯ブラシなどをぎゅうぎゅうに置いていたため、よく物が倒れ困っていました。

そこでこの家庭では、賃貸契約の更新を機に管理会社に相談し、洗面台のリフォームを決行することになります。

洗面ボウルの下に引き出しタイプの収納スペースを設置、さらに鏡裏にも収納があるタイプの洗面台をチョイスしてリフォームしたことで、生活環境が大きく変わりました。

例えば、洗面ボウルの上に物を置く必要がなくなったので、水垢汚れなどの掃除も簡単になり、清潔感が大幅にアップしたそうです。

それだけでなく鏡に曇り止めのオプションを付け、お風呂場の湯気の干渉も受けにくくなり掃除も快適になりました。

リフォーム成功例②:広めの洗面ボウルに交換し、水はねが激減!

洗面ボウルに物を落としてしまい、ひびが入ったことをきっかけに洗面台リフォームを行うことに決めた家庭の例です。

夫婦と5歳になる娘の3人家族ということもあり、リフォームでは家族みんなで使いやすい洗面台を選ぶことにしました。

子どもとの暮らしにおいては水場での水はねが多く、床まで水でびしゃびしゃになってしまうことが増えます。

そのためリフォームでは洗面ボウルを広くて平らなタイプのものに変更し、高さも少し低くしました。

その結果、子どもも大人も使いやすくなり、水はねを気にする必要も減り、床の汚れも発生しにくくなりました。

さらに洗面台の変更に併せて床もクッションフロアに張り替えたことで、掃除がしやすく足の裏に優しくなります。

本ケースでは、家族全員が大満足のリフォームとなりました。

リフォーム成功例③:人工大理石の洗面ボウルを選び、おしゃれ空間へ大変身!

家全体のリノベーションを行う際に、洗面所のリフォームも行うことに決めた家庭の例です。

元は一般的な洗面台を使っており、リフォームでは「全体的にシックでおしゃれな空間にしよう」と決め、洗面ボウルを陶器製から人工大理石へと変更しました。

人工大理石は樹脂でできており、ひび割れに強い性質を持ちます。

また多数の柄が用意されており、今回は真っ白な洗面ボウルではなくグレーの洗面ボウルが選ばれました。

キャビネットは黒、蛇口やタオルリングはゴールドのものを選び、全体的にラグジュアリーな空間へと変身しています。

この変化で、洗面所はお店のようなおしゃれ空間となりました。

豪華な洗面所を利用する家族の生活品質は上がり、大満足のリフォームとなりました。

リフォーム成功例④:洗面台を化粧台に?!座ってメイクもできる机型洗面台

毎日のメイクをリビングのローテーブルで行っていた家庭の例です。

かねてより「洗面台と化粧台が一緒になっていれば楽なのに」という不満をもっていました。

そこでリフォームでは、カウンタータイプの洗面台をチョイスしました。

カウンター下は引き出し等を設置せずオープンのままで、椅子を置いて座れるようになっています。

カウンタータイプの洗面台は、水道の周囲にスペースができるため、メイクポーチやヘアケア用品をたくさん並べられます。

家族は、毎日鏡前でメイクを整えるのが楽になり、「外出が楽しみになった」と大満足のリフォームでした。

洗面台リフォームは自分でもできる?

「費用はかけたくないけれど、自分好みの洗面台に変更したい」と考えた時、DIYでリフォームを試みる方もいます。

DIYであれば、よりデザインの自由度も上がるので、好みの空間を実現しやすくなるという考え方もあることでしょう。

例えば、タオルホルダーの設置や収納スペースの追加など、簡単に変えられる箇所であればDIYも一考できるはずです。

ただ、DIYによって洗面台リフォームを行い、何かトラブルが起きた場合には、自己責任となることに注意しなければなりません。

自らの意志で洗面台に手を加え、故障してしまった場合は、洗面台の製造業者による保証の範囲外となり、修理代すべてが自己負担となるためです。

洗面台とは、電気配線や給水配管が敷設されており、それらの再配置には専門的な技術が必要です。

そのため安易に配線などの取り外しなどを行うと、再設置ができなくなってしまう可能性が高まります。

洗面台リフォームにおいて難しい施工が必要な場合には、自力でのDIYに挑戦するのではなく、業者に依頼し工事を行ってもらうようにしましょう。

おしゃれで機能的な洗面台へ!複数の洗面台を比較し最適なデザインを選ぼう

今回は、洗面台リフォームをすべきケースや、リフォームの成功例について、ビフォーアフターを交えて紹介しました。

リフォームにより、いつも使っていた洗面台が自分好みの洗面台になることで、毎日の洗顔や身支度がより明るい気持ちでできるようになります。

ただし、オプションを多く付けたり、特殊な形状・材質の洗面台を選択すると、リフォーム代金は高額になり、予算をオーバーしてしまう場合もあります。

洗面台のリフォームを考える場合、費用や工期、「長期的に使いたくなるデザインであるか」といった現実的な条件それぞれについて確実にクリアできるかを念頭に置かねばなりません。

ぜひ当ページを参考に、理想の洗面台リフォームを実現してください。

洗濯機/洗面台の交換・水漏れ、つまり修理関連の料金価格表

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修理の種類 WEB限定料金 通常料金
洗濯機の排水溝がつまっている 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
洗濯蛇口の水漏れ 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
洗面所の水栓の水漏れ修理 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
洗面のパイプを交換したい 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
洗面所の床下から水漏れ 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
排水に物を落としてしまった。 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
洗面/洗濯機の排水管の交換・修理 お問い合わせください お問い合わせください
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