最終更新日 2023年8月31日

毎日使用する「浴室」は、水回りであるため経年劣化が激しいものです。

浴室が劣化してしまうと、「リフォームしたい」と考えることは多いでしょう。

浴室のリフォームは、他の箇所のリフォームに比べてコストが高く、決断しづらいものです。

しかし、やり方次第では浴室リフォームのコストは抑えられたり、補助金制度が利用できたりします。

そのため、意外とオトクにリフォームすることができるのです。

そこで今回は「浴室リフォームにかかる費用」とその内訳、所要時間、コストを抑える方法についてご紹介していきます。

浴室のリフォームを考えている方は、是非参考にして下さい。

浴室リフォームの費用相場と内訳

浴室リフォームは、家庭内の別箇所に比べてリフォーム費用が高い傾向にあります。

浴室のリフォームが高い理由として、水場であることや浴槽自体の費用が高いこと、工費が高い傾向にあることなどが挙げられます。

そこで「自分が理想とする浴室の形態によって、相場は変動する」ということを念頭におきながら、以下から解説する「費用相場と内訳」についてご覧ください。

費用は50万~100万円ほど!

リフォームとは、以下の要素によって費用が決まります。

「養生費用」+「製品代」+「工事費」+「諸経費」

内容やオプション次第で、安くリフォームすることもできるものの、低く見積もっても50~100万円はかかることを覚悟しておきましょう。

自分のこだわりを追及して、より快適な浴室にしたいというのであれば100万円以上かけることも可能です。

リフォームにおいては、100万円を超すとより高性能なオプションをつけられたり、デザイン性の優れたものを導入できたりします。

そこであらかじめ予算を見積もっておき、理想に当てはまる機能やオプション性能などを組み合わせていくという方法で、費用計算をしていきましょう。

内訳と細かいオプション費用

リフォーム費用計算の次に知っておきたい項目は、各費用項目の内訳と、細かいオプションについてです。

内訳

浴室リフォームにおける具体的な費用は、システムバスか在来浴室かによって変動します。

システムバスからシステムバスへリフォームする場合の費用内訳は、以下の通りです。

  • 工事費:25~35万円
  • 養生費:1万円
  • 製品代:30~50万円
  • 諸経費:2~3万円

在来浴室からシステムバスへリフォームする場合の費用内訳は、以下の通りです。

  • 工事費:30~50万円
  • 養生費:1万円
  • 製品代:30~50万円
  • 諸経費:2~3万円

工事費には、主に「既存品の解体・撤去費用、電気ダクト工事費、給排水工事費、システムバス組み立て費」などが含まれています。

浴室内の劣化が激しく、腐食やサビが目立つ場合には、その修理費や復旧作業なども必要です。

その場合、工事費だけで100万円以上かかる場合もあります。

同工事費は、自宅の浴室の状態によって異なるため注意が必要です。

予期せぬ費用に面食らわないように、あらかじめ見積もりをもらう、、調査を依頼するなどしてください。

浴槽の素材ごとに費用が変わる!

費用の相場は、「浴槽の素材をどれにするか」によっても異なってきます。

より良い素材が使いたい場合には、費用がかさむことを覚えておきましょう。

素材別の費用感は以下の通りです。

  • FRP:15~25万円
  • 人工大理石(アクリル):50~70万円
  • 人工大理石(ポリエステル):20万円
  • ホーロー:30~60万円
  • ステンレス:10~25万円

浴槽の素材として代表的なものは、FRP、人工大理石、ホーロー、ステンレスです。

FRPは安価であることが大きな特徴で、現在ほとんどの住宅用浴室に使われています。

FRPはカビやサビに強く、汚れが付きにくいのが特徴です。

デザイン性を重視するのであれば人工大理石がおすすめです。

人工大理石は、見た目の高級感も出て、洗いやすいという特徴があります。

ホーローは、カラー展開が豊富で選択肢が多く、保温性が高い点が魅力的です。

ステンレスの場合、磨いてメンテナンスがしやすく、耐久性にも優れているので重宝されています。

素材によって値段も性能も異なるため、浴室の全容に適す浴槽を選ぶようにしましょう。

オプションによって費用が変わる!

浴室リフォームの費用は、「付属するオプション」によっても変動します。

オプションはひとつずつからでも付属可能で、自分好みに浴室をカスタマイズできることがメリットです。

オプション機能と、その相場の大まかな目安は以下の通りです。

  • 追い炊き機能:3~4万円
  • 浴室換気暖房乾燥機能:7~9万円
  • 三枚引き戸:7~9万円
  • 手すり:1万円
  • 浴室スピーカー:5~6万円
  • 浴室テレビ:12~14万円
  • ジェットバス:12~14万円
  • 給湯器交換:15~20万円

メーカーによってはオプション機能が豊富なこともあります。

特に人気なのが「追い炊き機能」「浴室乾燥」といった機能です。

ほか、日々のバスタイムをより楽しみたい人は「浴室スピーカー」や「浴室テレビ」などを付ける傾向があります。

もちろん、これらのオプションを設置することは必須ではありません。

自分の好みによっては、余計なオプションは付けないという選択も大切です。

浴室リフォームの所要時間

浴室リフォームを行うための工事日数は、在来浴室かシステムバスかによって異なります。

在来浴室の場合、浴室のサイズや材質などにこだわりが反映できるものの工事費用と日数がかかります。

在来浴室の工事はオーダーメイド方式のため、オーダーした項目のぶんだけ費用も日数も増えてしまいます。

システムバスの場合には工事費も安く、期間も短い代わりに量産された浴室や浴槽を使用するため、こだわりは反映しにくくなります。

システムバス同士の交換の場合は「3-4日程度」といった短い期間で工事が完了します。

しかし、在来浴室からシステムバスに変更する場合、「浴室内の配管・電気などの工事」も必要となるため、工事日数は4-7日間となります。

バスタブのみの交換などであれば、当日に終了する場合もあります。

また、オプションの数や自宅の浴室の広さ、交換する浴槽の材質によっても、工事日数は変化することを覚えておきましょう。

浴室リフォームを安く抑える方法

50~100万円ほど費用がかかってしまう浴室リフォームではあるものの「費用をできるだけ安く抑えたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

そこで以下からは、「浴室リフォームを安くするための方法」を3つ紹介します。

補助金を利用する

浴室リフォーム費用を抑える方法の一つ目は「補助金の利用」です。

浴室リフォームに適用できる補助金は、以下の3種類あります。

  • 介護保険
  • 自治体の補助金制度
  • 国の補助金制度

補助金には、それぞれ「条件」と「金額の上限」があります。

以下から、ひとつひとつの補助金について解説します。

介護保険

介護保険は、国から補助金を貰う制度です。

次に説明する「国の補助金」とは異なるものとなります。

介護保険は、要介護認定されている方を対象とした制度です。

本制度を浴室リフォームに利用する場合、「介護保険制度を利用した住宅の改修工事」という名目になります。

介護目的のリフォームは、介護が必要な人の為に「危険な場所を減らす、住みやすい家に改修、利便性の向上」を目的とすることになります。

介護保険制度を利用する場合には、以下条件が必要になるので注意が必要です。

  • 介護認定されている人が自宅に住んでいること
  • 介護認定されている人が入院していたり、介護施設に入っている場合には対象外

また、制度が適用できる改修箇所の種類は以下の通りです。

  1. 手すりの取付け
  2. 段差の解消
  3. 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
  4. 引き戸等への扉の取替え
  5. 洋式便器等への便器の取替え
  6. その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

制度の利用により、支給される金額は以下の通りです。

  • 利用者の所得に応じて最大金額20万円の7~9割を支給
  • 原則利用者1人につき1度まで
  • 20万円内であれば複数申請可

例:1回目の工事費が5万円だった場合には、次の工事で15万円分利用可

※制度上、給付金は後から支給されるため、業者への支払いは立て替える必要あり

本制度の注意点は、ケアマネジャーを通した申請が必要になる点です。

まず担当のケアマネージャーに相談し、そこから申請を行わなければなりません。

要介護認定を受けていない場合には、地域の介護団体に相談する必要もあります。

自治体の補助金・助成金制度

自治体の補助金制度は、それぞれの自治体によって形態が大きく異なります。

本記事では一般的な例を紹介します。

自治体の補助金や助成を受けるための条件は、以下のようなものが多い傾向にあります。

  • 自治体内に住民登録がある人
  • 税金の滞納がない人
  • 日常生活に支障がある高齢の人

本制度が適用できる「改善箇所の種類」は以下の通りです。

  1. 手すりの設置
  2. 滑らない床材への張り替え
  3. 引き戸への交換
  4. 段差の解消
  5. 浴槽の交換

本制度により助成される金額は、自治体によって異なる前提で、主に20万円程度です。

国の補助金・助成金制度

国から出る補助金制度として、「こどもエコすまい支援事業」というものがあります。

本事業は、子育て世帯や夫婦世帯における住宅の省エネ改修等を支援し、省エネ投資の下支えを行うという目的のもと設置されました。

本制度にも以下のようにいくつか条件があります。

  • リフォーム工事着工が、令和4(2022)年11月8日以降であること
  • リフォーム工事の完了が、工事請負契約後かつ令和5年12月31日までであること(工事完了後の申請しか認めないため)
  • 住宅の所有者が発注者であること
  • 申請する補助額の合計が5万円以上であること
  • 改修箇所は指定の上必須であること

本制度適用可能な改修箇所の種類は以下の通りです。

下記のうち、どれか一つについての工事が必須となります。

  1. 窓・ドアの断熱(ガラス交換・内窓設置・外窓交換・ドア交換)
  2. 外壁・屋根・天井・床の断熱
  3. エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽・高効率給湯機・節湯水栓)

本制度適用可能な改修箇所のうち、任意での改修が可能な部分は以下のとおりです。

  1. 子育て対応改修(家事軽減・防犯性向上・生活騒音への配慮・キッチン対面化)
  2. 耐震改修
  3. バリアフリー改修(手すりの設置・段差解消・廊下幅等の拡張・ホームエレベーター申請・衝撃緩和畳の設置)
  4. 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
  5. リフォーム瑕疵保険等への加入

本制度により助成される金額は、実施する補助対象工事および工事発注者の属性等に応じて5万円から60万円となっています。

本制度における補助金交付申請期間は、令和5年3月下旬~令和5年12月31日の予定です。

グレードを抑える

リフォーム費用を安く抑える方法として、「グレードを抑える」やり方があります。

例えば、浴槽の材質を人工大理石からFRPに変更したり、機能を少し削ったりするだけで大幅に費用を抑えることができます。

同じモデルでも、機能やグレードによって大きく費用が異なるため、ハイグレードは避け、シンプル素材を選ぶことがポイントです。

本段階では、自分の「絶対優先したいこだわり」と、「あればよいな」くらいの機能を切り分け、取捨選択していくことが必要です。

スムーズに進行させるためには、あらかじめリフォームにおける自分のこだわりを明確にしておきましょう。

専門のリフォーム業者に依頼する

費用を抑えるためには、専門のリフォーム業者に依頼すると良いです。

浴室専門のリフォーム業者の場合、メーカーからの製品仕入れを安く済ませたり、慣れている職人の工事を実現することによりスムーズかつ安価にリフォームを進めていくことができます。

メーカーにリフォームを依頼すると、デザインなどの相談はしやすくなるものの、その分仲介手数料などがかかり、費用がかさむ傾向にあります。

リフォーム業者に直接依頼すると、デザインなどの自由度は狭まるものの、手数料をなすことができるためおすすめです。

また、業者同士の相見積もりを行うことで相場を知ることができます。

相見積もりをすれば安い業者を見つけ出すのと同時に失敗しにくくなるので、相見積もりは必ず行うようにしましょう。

補助金を利用してリフォーム費用を抑えよう!

浴室のリフォームの相場は約50~100万円程です。

浴室リフォーム費用の内訳においては「システムバスからシステムバスにリフォームするのか」、「在来浴室からシステムバスにリフォームするのか」などが金額を左右します。

まず自宅の浴室がどのタイプなのか、リフォーム後の理想はどういうものなのかをしっかりイメージしておく必要があります。

浴室リフォームにおいては、オプションや浴槽の材質も金額の変動を呼ぶものです。

ハイグレードを選んでしまうと金額がかさむため、自分のこだわりや必須機能についてしっかり検討しておきましょう。

また、補助金制度もリフォーム費用の軽減に寄与します。

補助金制度にはそれぞれ条件があります。

自宅の状態に合わせて、どの補助金制度を利用するのか検討しましょう。

分からないことがある場合には、近くのリフォーム業者へ相談してみてください。

水まわりのリフォーム関連の料金価格表

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