お風呂・浴室の水漏れ修理

最終更新日 2019年2月26日

お風呂・浴室のよくある水漏れ箇所と原因を学び、適切な修理をしましょう

お風呂・浴室の水漏れ修理
お風呂場や浴室・浴槽の水漏れは気付きにくいもの。
ですが、夜眠るときにポタポタ水の音が気になったり、ふとした拍子に気付くことが多いと思います。 もし排水が漏れていたら臭いが部屋に伝って来るまでわからないことも。

そうなる前に、まずは風呂場・浴室で水漏れする箇所や原因を把握し、 事前に対処することで水漏れが起こっても適切な修理方法を実践できるように しましょう。
このページではそのお手伝いになるように、お風呂場や浴室の水漏れについて水道修理のプロ目線でしっかりと解説していきます。

『風呂場・浴室の水漏れに適切な修理方法』

目次:クリックorタップでその項目を表示します。

お風呂場や浴室の水漏れは放っておくと、最悪該当箇所の交換や取り換えなど、 大規模な水道修理が必要になってしまう場合が、多々あります。
そうなってしまう前に、まずは自分で直せるかどうかを判断し、 より効果的で経済的な修理方法を行っていきましょう。

お風呂・浴室の水漏れ箇所別、主な原因と適切な修理方法

その1:蛇口・水栓の水漏れ
風呂/浴室の蛇口・水栓から水漏れ

お風呂場で水漏れが起こった時、まず最初に思いつくのは蛇口や水栓。
給水管と直接繋がっている部分でもあり、タイプによっては吐水口やシャワーホースなど 様々な部品が収束している箇所でもあります。

★「蛇口・水栓」主な水漏れの原因

  • パッキンなど各部品の劣化
  • ホースやパイプの裂傷
  • ナットやボルトなど継ぎ目の緩み
主な水漏れの原因は上記3つ。
蛇口や水栓には多くの部品が使われており、その分どこか一つでも劣化や裂傷が見られると水漏れの原因になります。 特にゴムパッキンなどは劣化しやすい部品の一つで、継ぎ目からの水漏れの場合、ナットの緩みもありますが、 そもそも中のパッキンが劣化している可能性も考えられます。

お風呂場で蛇口や水栓から水漏れしている場合、まずは蛇口のどの部分が原因かを探る必要があります。
※蛇口や水栓の水漏れに関する情報は以下のページもご参考ください。
「蛇口・水栓が水漏れする4つの原因と最善の修理方法まとめ」

★「蛇口・水栓の水漏れ」適切な修理方法
蛇口や水栓からの水漏れを適切に修理するには、まずは壊れた部品の交換、 または緩んだパーツの締め直し、などが最も有効。 もしそれだけでは直らない場合、蛇口本体の問題である可能性が高いので、交換や取り換えが必要になってきます。
部品を交換する際のポイントとして、必ず同じ部品を交換するために、まずは現物を販売店へ直接持っていく、 ということが挙げられます。それから分解過程をスマホなどを使い写真で保存しながら行うこと。
分解した後は元通りに組み立て直す必要があるので、この2つは徹底して行うと、 ご自宅でも簡単に交換作業が行えると思います。
※蛇口や水栓の交換に関する情報は以下のページもご参考ください。
「蛇口・水栓の交換や取替修理で抑えたい3つのポイント」

その2:シャワーヘッド・ホースの水漏れ
シャワーヘッド・ホースの水漏、残留水、接続部の緩み、懸念劣化・裂傷

次に、シャワーヘッドやホースからの水漏れ。
シャワーヘッドやホースは構造上内部に水が溜まってしまうものです。
これを上手に漏れないように作られているのですが、劣化や水量など、
使い方や年月によってうまく機能しなくなると、必然的に水がポタポタ漏れ出してきます。

★「シャワーヘッド・ホース」主な水漏れの原因

  • 経年劣化や裂傷
  • 残留水の放出
  • 緩みなど取り付けの問題
シャワーヘッドやホースは後から自分で取り替えることも少なくない箇所ですね。
その際取り付けるホースや蛇口とのサイズに違いがあれば、当然水漏れが起こってきます。
また、経年劣化から水が漏れてくることもしばしば。
しかし、残留水が原因ならば簡単に解消できるかもしれません。
蛇口同様、まずはシャワーヘッドやホースのどの部分から水が漏れているのか、しっかり把握しましょう。
※シャワーヘッドやホースの水漏れに関する情報は以下のページもご参考ください。
「シャワー付き混合水栓のヘッド・ホースの水漏れ徹底解決!」

★「シャワーヘッド・ホースの水漏れ」適切な修理方法
まずはシャワーヘッドを上向きにして置いてみます。
これでも水漏れが起こるなら、そもそも蛇口本体が原因。
あるいは接続部から漏れているならその部分の補修や交換が必要で、 もし漏れてこないならヘッドやホース内部の残留水が原因です。

従って、残留水の場合はヘッドを取り外して中の水を抜いてみてください。ホース内も同様に抜いておきましょう。 それ以外の部品等は同じ部品を交換するか、買い換えるかで対処します。

もし部品がわからない、見つけられない、ということであれば、シャワーヘッド自体の交換も視野に検討してください。 ホームセンターや雑貨店でもシャワーヘッドは購入できるので、この機会に新品に交換してもいいかと思います。
ただし、ホース、または蛇口や水栓と接続できるかどうかは必ず確認しましょう。
ホースや穴の規格、経口(サイズ)、互換性などがズレると新たな水漏れ問題に発展しかねません。

その3:給湯器の水漏れ
「屋外給湯器」「浴室内給湯器・風呂釜」、給湯器の水漏れ原因:浴槽の劣化・ひび割れ・給排水ホースの裂傷・パッキン等の劣化・接続部の緩み・安全弁の故障

給湯器からの水漏れは意外と厄介です。
まず、給湯器には浴室内に取り付けられたタイプと屋外に取り付けるタイプがあります。
屋外タイプは給湯器本体の問題が多いのでそこまでややこしくは無いと思いますが、 浴室内の場合は浴槽や蛇口と接続されていたりするので、その分水漏れが起こる原因が多くなるのです。

★「給湯器」主な水漏れの原因

  • 浴槽のひび割れなど劣化
  • 給排水ホースの裂傷
  • パッキン等内部パーツの劣化
  • 各種接続部の緩み
  • 安全弁(逃がし弁)の故障
給湯器だけで見ると、水漏れの原因は結構挙げられます。
特に精密機器なだけに、パッキンやホースなど各種部品の劣化は避けられません。
特に安全弁や逃がし弁、水抜き栓と言われる給湯器独自の箇所からの水漏れには注意が必要。
給湯器内部の圧力に作用し、お湯や水の調整をするのですが、さすがにこの部分が壊れてしまうと 素人の手には負えないことも多く、仮に修理できたように感じてもすぐに不具合が再発することが多いのです。

室内給湯器は周囲の部品との関係上、屋外タイプでも風雨にさらされるので、 万が一水漏れなどを起こした場合、原因を突き止めるのもそうですが、まずは当サイト「町の水道修理センター」をはじめ、 専門の業者に点検依頼をしてみることが一番の解決策かもしれません。
給湯器の耐用年数は平均して10年~15年と言われています。
年月が過ぎると対応する部品の製造が終了していたりすることもあるので、まずはメーカーに問い合わせるのも一つの手です。

★「給湯器の水漏れ」適切な修理方法
給湯器の水漏れを自分で直すのは、割りと難しいかと思いますが、 基本的には蛇口などと同様、故障や異常が起きている箇所の部品を交換したりすることで対処します。
その際の大事なポイントとして、水漏れしている箇所を正確に判断すること。
ただし、もし内部の異常だったりすると下手に自分で直してしまうと逆に悪化することも可能性としてはありえますので、 まずはメーカーに問い合わせるのが一番かもしれません。その上で、プロへの相談も検討してみてください。
水漏れの状態によっては新品に買い換えたほうが安く済む場合もあります。

※給湯器の水漏れに関する情報は以下のページもご参考ください。
給湯器の水漏れの原因と迅速な修理方法

その4:浴槽の水漏れ
浴槽の水漏れ:給排水口の劣化・ゴム栓や給水口関連の故障・浴槽のひび割れ

浴槽も、実は水漏れを起こす可能性があります。
浴槽は水やお湯を溜めたりするので何かと利用する頻度はあると思いますが、 お風呂場の中でも特に頑丈に出来ています。
しかし、経年劣化した浴槽はちょっとした衝撃でひび割れが起こることも少なくありません。

★「浴槽」主な水漏れの原因

  • 浴槽のひび割れ
  • ゴム栓など排水口関連の故障
  • 給湯器の給排水口の劣化(パッキンなど)
浴槽からの水漏れの場合、どれが原因かを探るにはまず水の減り方を観察しましょう。
栓をして、水が全て引くようならゴム栓など止水栓、浴槽のどこかで止まるようならひび割れ、 それ以外は給湯器、というような判断が一番簡単かと思います。

★「浴槽の水漏れ」適切な修理方法
ひび割れが水漏れの原因なら、市販のパテやシーリング材などの補修用品で補修することが手っ取り早い解決策です。 ですがこれは一時的な解消法でしかありませんので、それでも症状が見られるようならやはり一度プロに相談してみてください。

ゴム栓が原因ならば交換するだけでほとんどは解消されるはず。
その際はサイズには十分注意して購入・交換するようにしてください。
心配であれば現物を販売店へ直接持って行き、浴槽のメーカーや排水口のサイズも一緒に伝えればベストです。

直接浴槽と繋がっている給湯器から水漏れしているときは、慌てず騒がずまずは水漏れ箇所を確認。
確認したら、まずは専門業者に電話で相談したほうがより確実かと思います。 給湯器は精密機器ですので、最新の注意を払った対処が必要になってきます。

弊社で対応できる作業は基本的に本体交換になります。浴槽の交換、給湯器や風呂釜の交換が可能です。※弊社で対応できない作業は、浴槽の補修などの一時的な応急処置、ゴム栓・プッシュ栓の交換などの軽作業、給湯器や風呂釜などの内部の修理は受け付けておりませんのでご注意ください。

※浴槽の水漏れに関する情報は以下のページもご参考ください。
浴槽の水漏れ修理に迅速に対応するためのポイント

その5:換気扇の水漏れ
換気扇の水漏れ:サビ・劣化・結露水・フレキダクト・雨水

お風呂場の水漏れで意外な落とし穴といえば換気扇。
換気扇は水道が通っていないので、水漏れなんか起こるはずが無いと思いがちですが、
浴室内の換気をするので当然水蒸気や外気に晒されています。
なので、水滴がタップリ付いたり、またサビや部品の劣化で水が換気扇内部に溜まってしまうことがあります。

★「換気扇」主な水漏れの原因

  • 換気扇内の結露水
  • サビなどの劣化
  • 雨水など
タイプによりますが、換気扇は常に水分が出入りする場所ですので、経年劣化していくと内部の金属部がサビていきます。 サビてしまうと換気中に水蒸気が換気扇内部に溜まってしまい、しばらく経つと茶色い水がポタポタ落ちてくることがあります。
また、換気扇が設置された壁面にクラック等ひび割れが起こったりしているとそこから雨水が内部に溜まり、 そこから水が漏れてくることもあります。
換気扇内のフレキダクトが故障して、そこから結露水が逆流するパターンも考えられます。
フレキダクトとは、簡単に言えば換気扇の結露水を排水する役目を担っています。

★「換気扇の水漏れ」適切な修理方法
換気扇からの水漏れに対処するには、一番早い方法としては「換気扇を使わない」ことです。
私自身、自宅の換気扇から水漏れしていたのですが、サビからくるもので使用後にポタポタ垂れていました。 仕方が無いので使用を控え、浴室の扉を開放しておくと水漏れはしなくなりました。

ですがそれができない場合、または換気扇内部に雨水等が溜まっている場合。
これは一度分解して綺麗に掃除してみるのが確実かと思います。
内部に水が溜まっているのを確認できるならそれを出来るだけ取り除くようにしましょう。

外壁の異常やフレキダクトなどの故障が原因の場合はその箇所自体の補修・修繕が必要になる場合が多いです。

その6:床下や壁内部の水漏れ
床下や壁内部の水漏れ:シリコンの劣化・壁面や床下のパイプ類の損傷

最後に浴室の床下や壁内部からの水漏れ。
浴室のタイル目や壁面は、コーキングだったりシリコン剤で補充されていることがほとんど。
当然経年劣化してくると補充材が弱くなり、そこから配管などから水漏れしてきたり、
逆に水が浸透して別の場所から漏れてきたりします。

★「床下や壁内部」主な水漏れの原因

  • 経年劣化
  • 壁面や床下の配管・パイプ類の破損など
タイル下や壁面からの水漏れは直接視認できない分、気付くのが遅れがちに。
そのままにしておくと、シロアリが発生して手に負えないなんてことにもなりかねません。
ですが、こればっかりは実際に水漏れしているところを発見出来なければ対処できません。
もし床下や壁面からの水漏れを確認したら、早めの防腐処理などより適切な修理対応が必要です。

★「床下や壁内部の水漏れ」適切な修理方法
壁面や床下の配管を修理する必要があり、それに伴い壁や床の補修・修繕も必要になります。
いずれにせよこのお風呂場でこの手の水漏れが起こるとなかなかDIYはしにくいのが現状。
とにかく水道の元栓を締めて、早急に専門家への点検をお願いしましょう。
特に床下からの水漏れを放置していると、シロアリが発生して駆除費が必要になることもあります。

もし賃貸であるなら、まずは管理会社へ連絡・相談をしてみてください。

お風呂・浴室の水漏れを自分で直せる判断基準

  • 水漏れ箇所の特定ができる
  • 原因が特定できる
  • 部品やパーツが簡単に入手できる
  • 修理する自信がある
  • 締めるだけ、使わないだけ、など簡単に直せる

風呂や浴室に限らず、水回りの修理は水漏れ箇所の部品を交換したり、ナットやバルブを締め直したり、 または各種水道管との接続をしなおしたりと、大きく分けると基本的にはこの3つに分類されます。
なので、まずは箇所と原因が特定でき、なおかつその原因を解消できる修理方法を実践できる自信がある時だけ、 ご自分でも風呂場の水漏れを直しても大丈夫だと思います。

ですが、まず自信がない場合や交換する部品やパーツが手に入らない・分からない時は無理に行わないように。 部品交換で済んだものが蛇口本体や配管・パイプ類の交換修理に繋がる恐れもあります。

ちなみに、締めるだけ、と言っても締めすぎには注意してください。余計な圧がかかって破裂、なんて事もよくあります。 また、床下や壁面などどうしても今すぐには自分で対処できない水漏れも多々ありますね。
そういう時や自分で直せないと判断した時は、ぜひ当町の水道修理センターへご相談ください!
まずは無料のお電話見積から、あなたのご希望に応じた修理見積もりをご提案させていただきます!

もしここまでしてもお風呂の水が流れなかったりつまりが解消できていないようであれば、 原因はもっと違うところにあるか、これらでは解消できないほど重症化しているかも。
そんな時は、当町の水道修理センターへご連絡ください!
まずは無料のお電話見積からご利用いただければ、症状やあなたのご都合にあった修理内容をご提案させていただければ幸いです。

お風呂/浴室の交換・水漏れ、つまり修理関連の料金価格表

WEBを見てお問い合わせ頂いたお客様は
キャンペーン価格でご対応いたします!
※料金はすべて税込価格です。
修理の種類 WEB限定料金 通常料金
お風呂の床、洗い場に水が溜まる 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
浴槽の水が流れにくい/流れない 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
シャワーから水漏れする 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
シャワーのお湯がぬるい 2,700円(税込み)~ 5,400円(税込み)~
お風呂場から異臭・悪臭がする 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
混合水栓/蛇口の交換・取り替え お問い合わせください お問い合わせください
排水など配管類の洗浄、修理 お問い合わせください お問い合わせください
※混合水栓/蛇口の交換・取り替え、配管類(排水)の洗浄・修理
など、その他お風呂/浴室関連の水トラブル全般もお受け致します!
まずはお気軽にお問い合わせください。

その他、水漏れ以外のお風呂場・浴室に関する水トラブルも即日対応で迅速に解決いたします!

今日から実践するお風呂の水漏れ予防策

  • 蛇口を締めすぎない
  • 定期的なお掃除などメンテナンス

基本的には経年劣化などで水漏れを起こすお風呂場や浴室は、 定期的にお掃除などのメンテナンスを行い、常に水漏れが起きていないかをチェックすることが大事です。

また、そのメンテナンスをプロに任せるのも一つ。
消耗品などが壊れたりする前に交換してもらったり、ナットなどは適度に締め直してもらったりしてもらえます。

それから蛇口を締めすぎない、と言うのは締めすぎによるパッキンなどの劣化を防ぐため。
水漏れを起こす部品というのは、使えば使うほど劣化してくものなので、それを出来るだけ防ぎ、 各種部品の持ちを長持ちさせることができます。

対応メーカーの一覧
対応メーカーロゴ

TOTO(トートー) LIXIL(リクシル) INAX(イナックス) MYM SAN-EI(三栄) JWWA
NORITZ(ノーリツ) Rinnai(リンナイ) サンウェーブ タカラスタンダード
YAMAHA(ヤマハ) タカギ TBC(TABUCHI-タブチ) KVK KAKUDAI(カクダイ)

悪質業者にご注意ください
PAGETOP
受付コード【889】 
本サイトの記事・画像はリンク付きでしたら引用・転載を許可しております。リンクなしでの引用・転載は禁止しております。
Copyright © 町の水道修理センター All Rights Reserved.