自分で蛇口・水栓の交換修理・本体の取り換え、その前に知っておくべきポイント

最近ではインターネットでも自分で交換できるDIYの知識や取替方法など、 ホームセンターやネット通販などでは色んな種類の蛇口、 水栓、関連商品が購入できるので、やろうと思えばDIYで交換がきるようになりました。
しかし一歩間違えば余計な出費になったり、うまくできたようでも余計に水漏れしたり まだまだトラブルが絶えないのが蛇口や水栓の交換修理なのです。
そこで、自分で直す、業者に修理依頼するどちらに限らず、 まずは蛇口や水栓の交換/取り換え修理に関しての豆知識を身につけませんか?
そうすれば、自分で出来るか修理業者に頼んだほうがいいのかの正しく判断ができると思います。
『蛇口・水栓の交換修理、本体の取り替え前に抑えておきたいポイント』
目次:クリックorタップでその項目を表示します。自分で悩む前にまずは取り組むことへの事前知識を身につけてみましょう。
そうすることで、当町の水道修理センターへご依頼いただくか、ご自分で直せるかの最善策が最短距離で見つかります。
このページではそのお手伝いになれるように、プロ目線で蛇口と水栓の交換や取り替えについて解説し、 また水漏れが起きにくくなるような予防策も記載していますので、ご参考になれば幸いです。
特に古い蛇口・水栓の修理は注意!自分で部品交換・本体取り替え前に知っておきたい、4つの落とし穴!
これを知っているかどうかで、最も費用を抑えた効率のよい交換が行えるか、
スムーズな取り換え修理を行えるかが変わってきます。
まず使用年数を確認します。 10年以上の経過ならば本体そのものを取り替えたほうが無難。
蛇口や水栓の耐用年数は平均して10年ほど。キッチンや洗面、風呂場、洗濯機など、 場所や用途問わず、だいたいこの年数が当てはまります。
蛇口本体のみならず、10年以上の使用でその他ネジやボルトなど取り付ける際の部品も固くくっついていたり、 蛇口の分解だけでキッチンを半分ほど解体することに・・・なんてことも珍しくありません。
もし10年以上経っていると確実に分かる場合、部品やパーツの交換だけでは解決しないことも多いので、 蛇口や水栓本体そのものの交換や取り換え修理を念頭に置いたほうが無難だといえます。
型番や品番を調べるとわかってくるのですが、年数が経っていると製造が終わっていたり、 蛇口を設置するための穴などサイズ等規格の変化も多く見られます。
自宅でDIYを実践するやいなや、この規格が違うということに驚かれる方も珍しくありません。 また、修理に必要な工具や部品などの規格が変わっていることもよくあることで、 自宅にあると思っていた物が合わなかった!と言うこともあります。
一般的なドライバーやスパナなどでは間に合わないこともしばしば。
一見六角レンチがあれば外せると思っていたネジでも、規格が合わないなどもありますし、 普通のスパナでは挟めない、ネジが潰れててハマらない、なんてことも。
パーツや蛇口本体を揃えるだけでも結構な費用がかかるのに、専用工具まで揃えるとなると なかなかバカにできない金額になってしまうこともあります。
新型水栓を購入してさあ取り替えるぞ!と意気込んだ矢先、説明書で初めて見る工具が・・・ という事態は、できれば避けたいところです。
自分でやろうとしても最終的に専門業者へ頼まれるケースが最近は増えてきましたが、 そういう状況の場合って大抵少し時間と気持ちに余裕がある方だと思います。
そういうときは、複数業者へ相見積を取ってから決めてもある程度は間に合うのでは?と思います。
当社はもちろん、最近の水道修理業者は蛇口の取り替えや交換の修理にかかる概算費用を 電話口で簡単に、もちろん無料で見積りを出してくれるところが多くなりました。
最初に相談される業者が、できれば当社であることが何よりも励みになりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
町の水道修理センターの蛇口/水栓の交換・水漏れ修理関連の料金価格表
キャンペーン価格でご対応いたします!
※料金はすべて税込価格です。
修理の種類 | WEB限定料金 | 通常料金 |
蛇口を締めても水がポタポタ出続ける | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
---|---|---|
混合水栓から水の出が悪い | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
ハンドルからの水漏れ・締りが悪い | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
ハンドル/レバーが動かない・回らない | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
パッキン/各種パーツの交換 | お問い合わせください | お問い合わせください |
水栓/蛇口の交換・取り替え | お問い合わせください | お問い合わせください |
蛇口まわりの配管修理 | お問い合わせください | お問い合わせください |
蛇口・水栓で交換修理できる7つの箇所・部品まとめ
部品など細かく分解すると様々な要素に分かれますが、大きく分けて「ハンドル・レバー」「本体」「吐水口」の3部構成になります。
それぞれ交換可能な部品や箇所を分けて解説していきます。


水を出すときにひねる部分。タイプによってレバー式も。
一人暮らしのワンルームマンションなどに多いのはひねるタイプの蛇口が多いですね。
逆に最近の戸建てだとサーモスタットなどレバー式の混合水栓が多い印象です。
ネットでも交換用にハンドルやレバーのみ販売していることが多くなってきましたので、
この部分の交換や取り換え修理は初心者向けとしては比較的簡単なほうかと思います。

配管・パイプなどの接続部の部品としてよく使われている多角形型の留め具。
レバー下のキャップナットなど様々な部分に多用されていますが、反面緩みから水漏れなどを起こす場合も。
また、ナットを取外さないとパッキンなど内部パーツの交換などできない場合が多いです。

ハンドルなど蛇口上部、配管・パイプの接続部、蛇口本体内部などナット同様様々な場所に使用。
基本的に内部部品なので、蛇口や水栓を分解しないと交換や取り換えはできません。
パッキンを交換する場合、サイズや形が非常に大事になってくるので必ず同じもの、
もしくは互換性のあるパッキンを使わないと水漏れを起こしてしまいます。


どちらもハンドルやレバー部分を構成する部品。
少し長いのがスピンドル、短いのがケレップ(コマ)と呼ばれる部品。
組み合わせを間違えるとハンドルやレバーが機能しなくなるので要注意です。
各パーツとも通販などで販売されていますが、規格やメーカーなどがはっきりわからない場合、
とりあえず現物を持ってホームセンターなどで直接聞いてみましょう。
構造がわかっていないと蛇口自体の機能が働かなくなるので、この部分の交換修理はわりと上級者向け。

水が流れてくるパイプの出口が吐水口。その他は給水管など配管類。
基本的に給水管を触ることはあまりないと思いますが、吐水口はわりと簡単に交換できます。
取り外せるタイプのものであればレンチやペンチなどで外せますので、配管の経口のサイズが同じものと
交換するようにしましょう。サイズがわからなければ直接ホームセンターに持っていくのが一番早いです。

吐水口の先端、あるいは水栓の根本などに設置された汚れ取りの働きをする部品。
水道水は基本的に綺麗で飲用ですが、実際に水が流れるまでには蛇口内部、吐水パイプなどいろいろ経由します。
なので、長年の使用で内部のサビや細かな汚れを止めるために取り付けられています。
今すぐ確認できるのは蛇口の先端部分ですが、先端にフィルターがない蛇口もあります。

カートリッジとは、シングルレバータイプの蛇口や水栓でお湯と水を切り分けたり温度調節の役割をもった部品。
ツーハンドルタイプでそれぞれで温度を分ける水栓には基本的にカートリッジはありませんが、
一つのレバーで切り替えるタイプの混同水栓ではこのカートリッジが非常に重要です。
設置箇所はハンドル・レバー内部で、レバーを取り外すと画像のような形の物が見えると思います。
多くの場合、水漏れの原因はこのカートリッジの摩耗だったりします。
実際の水道修理でも主に交換する部品としてはこれらのパーツですが、自分でDIYする場合も当てはまります。
しかし規格やサイズなど部品ごとで直しやすさなどもありますので、まずはどの部分の取り換えが必要か、きっちり判断しましょう。
「自分で蛇口・水栓を直す」部品別で交換修理の難易度レベルを6段階判定!
ただし、『全然わからない』と少しでも思ったならば、迷わず専門業者に相談するようにしてください! 当サイトでもお電話でご相談なども随時承っておりますので、まずはお気軽にご利用ください。


蛇口や水栓のタイプ問わず、ハンドルやレバーの交換なら初めてでも比較的簡単に行なえると思います。
基本的にマイナスドライバーなどでハンドル側面の溝をバコッと外せばあとははめるだけ。
もしくは上に引っ張ったり、反時計回りに回すと意外と簡単に外れて『案外かんたん・・・』と思うかもしれません。
ただひとつ気をつけるべきは、蛇口本体との互換性や規格サイズ。
間違ったものを購入してしまうとはまらなかったり、無理やりはめると故障の原因になります。
『蛇口や水栓のハンドル・レバー交換は下記を参考にしてください』
※クリックorタップで詳細ページを表示
・蛇口・水栓のレバーハンドルの交換をより簡単に行う方法

緩んでいれば締めるだけ、壊れているようなら交換しましょう。
こちらも注意すべきは規格やサイズです。間違わないよう注意が必要。
それから蛇口のナットが外せない場合がありますが、経年劣化で錆びついたりが主な原因。
簡単な対処法として、ペンチやレンチで挟みながら、ゴムハンマーなどでゆっくり叩きながら外してください。
金槌でも大丈夫ですが、その場合傷ついたり破損する恐れが高まるので布や雑巾越しでやるのがおすすめです。

続いて意外と簡単なのがパイプ類の交換修理。
テープでサイズを図ったり補強する手段もありますが、やはりこれも直接量販店で聞くのが手っ取り早いです。
ただし、ジャバラホースなど少々複雑な配管に交換する場合は少し難しいかもしれません。
説明書をよく読んでもわからない場合は当社へお気軽にご相談くださればスムーズに修理できると思います。

パッキンは簡単と思われがちですが割りと難しい部類だと思います。
なぜなら蛇口や水栓のパッキンって、とにかく数が多い!
これが一番の理由で、サイズもバラバラだし分解してみないとどこのパッキンが悪いかも判断しにくいのです。
『蛇口や水栓のパッキン交換は下記を参考にしてください』
※クリックorタップで詳細ページを表示
・水漏れで蛇口・水栓のパッキン交換方法!部品特定と箇所別の交換手順
・混合水栓のパッキン交換をより簡単に行う秘訣
・パッキン交換しても直らない蛇口の水漏れ【3つの確認事項と正しい対処法】

混合水栓レバー部分の要でもあるカートリッジの交換は、想像より難しいことが多いです。
水栓の要なので一歩間違えば水が出なくなることもありますし、サイズが違えば故障につながります。
最近は解説動画やネットでの交換手順が多く出ているので意外と簡単と思われがちですが、
カートリッジの交換はとても重要なので、実は非常に注意すべき部分です。
『蛇口や水栓のカートリッジ交換は下記を参考にしてください』
※クリックorタップで詳細ページを表示
・キッチン・洗面、混合水栓(シングルレバー)の水漏れ修理4大ポイント


その他スピンドル・ケレップ(コマ)など蛇口内部を構成する各種パーツは細かい構成で成り立っているので、
さすがに素人では難しいことが多いと思います。
交換後は元通り直さなければ正常に機能しません。説明書などをよく読み、なおかつ分解工程を記録しながらやることが大事です。
『蛇口や水栓のスピンドル・ケレップ(コマ)交換は下記を参考にしてください』
※クリックorタップで詳細ページを表示
・蛇口を閉めても水が止まらない!ポタポタと水が流れる原因と解決法
浄水装置がついていたりするものもあるので、とにかく繊細な作業が必要になります。
とりあえず部品の交換をする場合、現物を量販店に持って行って直接聞くことが一番はやいですね。
しかし!少しでも難しいと思ったら触らぬ神に祟りなし! まずは当社の無料お電話見積もりでお気軽にご質問ください。 症状によってはご自身で直せるかどうかのご相談もお受けいたしております。
蛇口・水栓を自分で交換修理できる判断基準
- 確実に故障箇所、取り換え部分が分かるとき
- 確実に規格サイズの合う部品やパーツが見つかった、購入できるとき
- 蛇口や水栓、交換する部品・パーツの使用期間が10年以内であるとき
- 専用の道具や工具がある、揃えられるとき
- センサーなど電子機器が組み込まれていないとき
蛇口や水栓の交換には必ず同じ規格・互換性のある部品やパーツを使うようにしてください。
また、使用期間が長すぎると同じようなパーツの製造が終了している場合もあります。
蛇口の耐用年数が平均で10~15年となっているので、部品やパーツも同じような耐用年数です。 その間規格などはどんどん変化しているので、違うサイズを使うと新たな故障につながります。
最後に、蛇口や水栓の交換修理について、少しでも不安を抱くようであれば必ず専門業者へご相談ください。 症状や状況によって、ご自身での修理のほうがいいとわかれば、修理方法などお伝えできることもあると思います。
蛇口や水栓は家庭の水道の要です。キッチン・お風呂・洗面台・洗濯機など挙げればキリがありません。 もし水漏れや詰まりなど水トラブルの故障で交換や取り換え修理が必要になったら、早めに判断してすぐに直せるようにしていきましょう。
『蛇口・水栓の水漏れ修理は下記も参考になります』
※クリックorタップで詳細ページを表示
・水道の水漏れ箇所はどこ?蛇口・水栓の水漏れ原因4つと修理方法
まずは当社の無料お電話見積もりでお気軽にご質問ください。 症状によってはご自宅で直せるかどうかのご相談もお受けいたしております。