キッチンリフォームをして後悔する例と失敗しないためのポイント
最終更新日 2023年7月31日
「キッチンのリフォームをしたい!」と思った時に不安なことは、「失敗しないかどうか」ですよね。
しっかりお金を出してリフォームするのであれば、自分の理想的なキッチンにしたいという人が多いでしょう。
キッチンのリフォームで失敗しないためには、「どのようなタイミングで失敗してしまうのか」の事例を知っておき、リフォームのための進行各所において失敗しないポイントを確認するのがおすすめです。
そこで今回は、失敗事例と失敗しないためのポイントを解説していきます。
町の水道修理センターは、創業17年、修理実績20万件以上の水のトラブル解決の専門家です。これまで、 関東(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木)、中部・東海(愛知、三重、岐阜)、関西(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀)のエリアで、トイレやキッチン、流し台、お風呂、洗面台、排水溝、排水管、給湯器、蛇口など、あらゆる水回りのトラブル解決を行ってきました。365日24時時間、即日対応で、最短30分で駆けつけます!
キッチンリフォームでよくある失敗例14選!
キッチンリフォームが一般的となった昨今では、あらゆる「失敗例」も散見されるようになってきました。
- 費用をケチって理想のキッチンにならなかった
- キッチンと部屋の雰囲気が合わない
- 動線が悪くなってしまった
- 作業スペースが狭くなってしまった
- キッチンの高さが合わずに疲れてしまう
- 収納が足りず、使いにくくなってしまった
- 以前より狭く感じるようになってしまった
- デッドスペースができてしまった
- キッチンが丸見えになってしまった
- 汚れが目立つようになってしまった
- 照明の位置が予想と異なってしまった
- ゴミ箱の設置場所がない
- 冷蔵庫のサイズアップができない
- コンセントが足りなかった
そこで以下からは、「よくある失敗例」14選を紹介します。
費用をケチって理想のキッチンにならなかった
キッチンリフォームで最も起こりやすい失敗として挙げられるのが、「コストを気にしすぎて理想のキッチンにならなかった」というものです。
最低でも10万円以上かかるキッチンリフォームであるにもかかわらず、予算のことを気にしてしまい、機能を削りすぎてしまった結果、「思っていたよりも安っぽいキッチンになってしまって失敗」ということが起こります。
またキッチンの機能を重視し過ぎた結果、壁や床の調和がなくなり、見た目の良さが失われる例もあります。
コストを下げたいのはやまやまではあるものの、理想的なキッチンに仕上げたいのであれば、自分のこだわるポイントをよく整理し、優先順位を決めておきましょう。
キッチンと部屋の雰囲気が合わない
キッチンの中の色味だけを気にしてリフォームを行ってしまうと、ダイニングやその他の内装とバランスが悪くなったり、既にある家電との雰囲気が合わなくなってしまうことがあります。
キッチン選びをする際には、キッチン単体の色で判断するのではなく、壁や天井、床材などと合わせて色味の判断をすべきです。
人気は白を基調にしたキッチンです。
しかし自宅の壁の色に合わせてウッドベースにしたり、黒っぽいものを選んだりすると統一感が出てスタイリッシュに見えます。
カタログなども合わせてチェックし、理想的なキッチンスタイルをあらかじめ自分の中にイメージしておきましょう。
動線が悪くなってしまった
キッチンの配置を変えたところ、冷蔵庫の位置や棚の設置場所などが変わり、動線が悪くなってしまったという失敗例もあります。
配置による失敗を避けるためには、シンク、コンロ、冷蔵庫という3か所の配置を意識し、3点の間を動きやすくする必要があります。
この3か所内を動きやすくするためには、「三点を結ぶ三角形の辺の合計が510㎝」になるように設置するのがおすすめです。
作業スペースが狭くなってしまった
「流し台が大きい方がいい」と思って大きめのシンクを選ぶことも失敗の元です。
一般的にキッチンはシンク、コンロ、作業スペースによって成り立っているため、いずれかのスペースを広めに取るのであれば、別のスペースが小さくなってしまいます。
コンロは60cm、75cmの2種類が基本となるよう寸法が決まっており、コンロのサイズを変えることはなかなかありません。
そのため、シンクを大きくしてしまうと、作業用スペースに影響が出てしまいます。
大量の洗い物があったり、調理器具が大きくても問題ない、といったメリットが大きなシンクの魅力ながら、作業スペースの圧迫というデメリットも把握しておきましょう。
キッチンの高さが合わずに疲れてしまう
キッチンの高さが自分の身長に合っていない場合、腰に負担がかかり、長時間の調理が難しくなってしまいます。
キッチンの理想的な高さは以下の式で求めることができます。
キッチンの高さ=身長÷2+5
この計算式をひとつの目安とすれば、キッチンが選びやすくなり、料理がしやすくなるはずです。
ただし、個人の肘の位置や腰の高さによって適正は変わってくるので、実際にショールームなどに足を運んで実物を見るべきです。
収納が足りず、使いにくくなってしまった
調理器具や食器などを保管する必要があるキッチンでは、「収納」こそ非常に大切です。
収納を意識しないでキッチンを選んだ結果、片付けられるる数が少なくなりキッチンが使いにくくなる、という失敗もよくあるのです。
収納が足りなくなると、余分に棚を設置したり、あとからワゴンなどを買い足さなければならなくなり、統一感がないうえに使いにくいキッチンになってしまいます。
それだけではなく、キッチンに物があふれてしまうと見た目も悪くなるのです。
収納が少ない状態を防ぐために、今あるアイテムをあらかじめリストアップしましょう。
リフォームにあたっておすすめなことは、収納の見通しを立てるために手持ちのアイテムを整理整頓しておくことです。
それでも万が一、キッチンの収納が足りない場合には、床下収納などを使用する手があります。
以前より狭く感じるようになってしまった
「親子や夫婦で一緒に料理をしたい」という考えで数人でキッチンを使う予定を立てることがあるかも知れません。
その意識に基づき、I型キッチンや対面キッチンを選んだ場合に起こってしまう失敗が「以前よりもキッチンを狭く感じてしまう」ことです。
広くすればするほど良いというわけでもなく、すれ違ったり、後ろを通れたりすれば充分という広さの確保をしましょう。
スペースの目安は以下の通りです。
- 1人が横向きの際に後ろを通る場合に必要な幅…約90cm
- 正面からすれ違う場合に必要な幅…約120cm程
大きな冷蔵庫や棚を設置する場合、通路は圧迫されてしまいます。
その場合、奥行きの大きいものを基準として通路を120㎝程は確保しておくと安心できます。
デッドスペースができてしまった
L字型キッチンを設置した際に起こりやすい失敗例がデッドスペースです。
L字型キッチンはコンロとシンクがL字に配置されているため、動きやすく料理の効率が上がるとされています。
しかし、L字型キッチンは元々の作業スペースが少ない場合が多く、L字の角の部分はデッドスペースになりがちです。
このデッドスペースが生まれないようにするためには、業者とよく話し合い、無駄な部分が生まれないように工事の際などに配慮してもらいましょう。
キッチンが丸見えになってしまった
開放感が欲しくて、壁に囲まれたキッチンをオープンにしてしまうと、思ったよりも生活感が丸見えになります。
キッチンに立った時はいいものの、他の部屋からキッチンが見えた時にあまりにもオープンで少々恥ずかしい、という事態に陥ることがあります。
間取りや壁を変更する場合には、完全にフラットにするのではなく、他の部屋との兼ね合いも見ながら調整すべきです。
キッチンを選ぶ際は、デザイン性だけではなく「日常で使用すること」を踏まえて考えましょう。
汚れが目立つようになってしまった
デザイン性を重視して、清潔感のある白いキッチンにしてみたら、汚れが目立つようになってしまった、というケースの失敗も起こりがちです。
例えば、おしゃれな人工大理石のカウンターなども、汚れやゴミが目立ちやすく、お手入れに手間がかかる場合があります。
カラーを明るめにしたい場合には、「鏡面仕上げ」などを選ぶことで汚れをサッと拭き取りやすくなります。
このように、「長年使用すること」を視野に入れて素材を選びましょう。
照明の位置が予想と異なってしまった
キッチンの失敗例として多いのが、「照明の位置が変わってしまうこと」です。
照明の位置が変わってしまうことにより、手元が暗くなって調理がしにくくなるというケースもあります。
既存のライトの位置をレイアウトに合わせて変えていく場合、新しく設置する場合にも注意が必要です。
ライトの色味によっては、食材の色すらわからなくなってしまうこともあります。
さらに、こうした状況を避けるためには電球の色にも注意が必要です。
ゴミ箱の設置場所がない
キッチンのレイアウトを考える上で重要なことは、ゴミ箱の設置場所です。
料理時必須のゴミ箱の位置を想定せずにリフォームを行ってしまうと、使用時どこにゴミ箱を置いても邪魔になってしまう可能性があります。
効率よく料理をしたい場合にはゴミ箱の位置は重要です。
予めゴミ箱の位置を想定しておきましょう。
冷蔵庫のサイズアップができない
既存の冷蔵庫を基準にしてリフォームを進めてしまうと、「より大きなものに買い替えたいとき」に難しくなってしまいます。
買い替えを視野に入れている人は、余裕を持ったスペースを確保したうえでリフォームを進めていきましょう。
コンセントが足りなかった
キッチンでは調理家電を使うことが多くなります。
そのため、コンセントが足りないと不便です。
キッチンを広くするにしたがって、家電が増える可能性は高まります。。
キッチンの規模を変えたようなリフォーム後だと、リフォーム前と同じコンセントの数・位置といった状態のままでは使いにくい場合があるため、コンセントの位置や数も事前に調整する必要があります。
キッチンリフォームで失敗しないために気を付けるポイント
キッチンのリフォームを進めていくうえでは、失敗しないために気を付けるべきポイントが4つあります。
- 実物のチェックを行う
- 細かくシュミレーションをする
- キッチンのデザインだけで決めない!
- キッチンのリフォーム経験が多い業者に相談する
ぜひ、これらのポイントを意識してリフォームプランを立ててください。
各項目について、さらに詳しく解説します。
実物のチェックを行う
商品のカタログやプラン図を見るだけでは、実物の印象と異なることが多いです。
高さや収納、色味など、写真より実物で見る方がイメージしやすく、確認したい点が明確になります。
後から「こんな色にしたくなかった」と後悔しないためにも、実物で見るべきです。
キッチンの高さに関しては、自分の身長によって使い勝手も印象も左右されます。
そのため、実際にショールームなどに足を運んでチェックすることをおすすめします。
キッチンについては、メーカーや販売業者の店舗に行けば、実物が展示されていることが多いです。
時間がかかることは必要コストと割り切り、実物のチェックをしてください。
細かくシュミレーションをする
自分の理想的なキッチンを細かくシュミレーションし、実際に料理を行ったときの使用感を考えましょう。
このとき、実際に必要な機能や設備の優先順位を決めておくと以後の業者への依頼においてもスムーズに話を進めることができます。
例えば、必要な設備について「必ず欲しいもの」「あったら助かるもの」「なくても良い」という風に振り分けて考えることで、予算と費用感との現実的な比較がしやすくなります。
商品について、機能面で判断できない場合や、どのような機能が備わっているのかわからない場合には、カタログに記載されている情報を書き出してみて、他社製品と見比べてみてください。
また自宅のキッチンのカラーリング等と合わせてキッチンを選びたいときも、「色味を合わせるシミュレート」をしておくと失敗が少なくなります。
キッチンのデザインだけで決めない!
「デザイン性」はリフォームを行う上で重要なポイントながら、デザインだけを重視して機能性が劣っていてはリフォームの意味がありません。
デザインを重視すると、見た目には寄与するものの、コストがかかったり、実用性が低くなってしまう可能性があります。
どうしてもデザイン面で譲れない部分があるときには、設計士やデザイナーと話をして「実用的であるかどうか」も擦り合わせていく必要があります。
キッチンリフォームを行う際には、デザイン性と実用性どちらも大切にしながら決めていきましょう。
キッチンのリフォーム経験が多い業者に相談する
リフォームの際には、キッチンリフォームの豊富な実例や業績の高いリフォーム業者に依頼するようにしましょう。
リフォーム経験が豊富な企業であれば、自分の要望を伝えた時に対応してもらえる可能性が高くなります。
キッチンリフォームに特化している業者であれば、知識量やサポートも充実している可能性が高いです。
リフォーム前後に的確なアドバイスやサポートを受けるためにも、経験豊富なリフォーム店を選んで相談してください。
また、業者選び時もいくつかのリフォーム店に相談して、相見積もりをとることで失敗を避けましょう。
業者と相談しながら理想のキッチンにしよう!
今回は、キッチンリフォームの失敗例と、失敗を起こさないためのポイントについてご紹介しました。
キッチンリフォームの失敗が起こってしまう原因は、シミュレーション不足や業者との打ち合わせ不足です。
リフォームで失敗しないためにも自分で入念な下調べをして、理想的なキッチンをできるだけ具体的にイメージしておきましょう。
リフォームの相談時も、キッチンリフォームに詳しい業者に依頼して業者に任せっきりにせず、自分の意見やこだわりをしっかりと相談して理想のキッチンを実現させてください。
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