ゴミ取りネットが買える場所と、他の物で代用する方法
最終更新日 2023年2月28日
洗濯機を使用する際に発生する糸くずやホコリ、髪の毛やゴミなどを取り除き、洗濯物が汚れないよう防いでくれるのが「ゴミ取りネット」です。
せっかく衣類をキレイにするべく洗濯をしたのに、汚れが付着したままになってしまっては意味がありません。
洗濯をするとネット内部にゴミが溜まる仕組みになっていて、どのような種類の洗濯機にも付属しています。
ついついその存在を忘れて、ネット内部がゴミでいっぱいになってしまうことがあるかもしれません。
そうなると段々、衣類の汚れが取れなくなってきて・・・洗濯の効果を実感できなくなってしまう可能性もあります。
「ゴミ取りネット」はどこで購入することができるのでしょうか。
また、どうしても必要なのに自宅にないという場合、他の物での代用は可能なのでしょうか。
今回は「ゴミ取りネット」の購入、代用に関して、おすすめの方法をご紹介していきます。
「ゴミ取りネット」を交換しないとどうなってしまうのか?
自宅の掃除を行う際、目に見えるところから掃除を始めるという方が多いと思います。
「床面に掃除機をかけたり、トイレの黄ばみを落としたり・・・、そうしたところは定期的に掃除ができているけれど、ついつい見えないところは忘れてしまう……」
そんな方も少なくないのではないでしょうか。
特に洗濯機の清掃は、頻繁に行わない方も多く、忘れられがちな場所です。
洗濯機の中に付属しているゴミ取りネットは洗濯中に出るゴミを溜めてくれますが、限度があります。
許容量を超えて使用し続けてしまえば、取り除ききれなかったゴミが洗濯物に付着したり、洗濯機内部についてしまったりするのです。
その結果、排水ホースがゴミで詰まってしまい汚水が逆流し、水漏れが起こってしまう可能性もあります。
それだけでなく洗濯機自体が故障してしまうことも考えられますので、忘れず定期的に掃除をする必要があるのです。
「ゴミ取りネット」の掃除・交換の頻度はどのくらい?
ゴミ取りネットの交換頻度は特に決まっていませんが、目安として毎日洗濯機を使用するのであれば、1~2週間に1度交換するのがおすすめです。
交換自体を行わずとも、中身を捨てるなどの掃除は高頻度で行うようにすると良いでしょう。
とはいえ、ゴミ取りネットはそれほど高級品ではないので、交換をしっかり行う方が簡単に洗濯機の清潔さを保つことが可能です。
「ゴミ取りネット」はどこで売っている?
ゴミ取りネットの交換を行うにあたって、購入する方法はいくつか存在します。
大きく分けると洗濯機メーカーの純正品を購入するか、ホームセンターや薬局、100円ショップといった既製品を購入するかに分けられます。
メーカーが販売する純正品を購入する
洗濯機を購入した家電量販店や通販サイトを通じて、メーカーが販売している純正のゴミ取りネットを購入することができます。
その際は適した製品を購入するために、使用している洗濯機の品番を控えておく必要がありますので注意しましょう。
店頭で購入すれば、店員さんに聞き間違いなく純正品を購入することが可能ですが、Amazon等のネットショッピングで購入することもできます。
いずれにしても、洗濯機を最も安心して使用することができますので、交換の時期までに余裕があるのであれば、純正品の利用が一番失敗がなく無難です。
ホームセンター、薬局で購入する
ホームセンターや薬局で、既製品のゴミ取りネットを購入することも可能です。
一般的に販売されている市販のゴミ取りネットは、様々な洗濯機に対応できるよう取り付けサイズの幅が明記されています。
そのため事前に洗濯機のゴミ取りネットがどの程度の大きさであるのかを調べ、対応しているサイズのものを購入しましょう。
100円ショップでも購入が可能!
ゴミ取りネットはそもそもそれほど高い品物ではありません。
洗濯機に対応する形状によって値段は異なりますが、概ね1000円以下での購入が可能です。
ただ、とにかく出費を抑えたいというのであれば、100円ショップで売られている製品を使用すると良いでしょう。
セリアやダイソーを始め、ゴミ取りネットは販売されています。
縦型式だけでなくドラム式にも使用できる様々なタイプが展開されているので、間違えないように購入してくださいね。
とはいえ100円ショップ製の製品には「破れやすい」「型が合わない」といったデメリットの口コミも見られます。
そのため頻繁に交換する、多少の不備は気にしない方におすすめと言えます。
緊急!ゴミ取りネットがない時の代用方法は?
ふとゴミ取りネットが満杯になり、洗濯物が汚れている時に気づいてしまった時はどうすればいいのでしょうか?
代用できるものは何があるのかを、これからご紹介していきます。
代用品1:排水口ネット
排水口ネットを代用することで、緊急時の対策を行えます。
洗濯機用のゴミ取りネットと比べると薄手であるため、2枚重ねにして使用することがおすすめです。
とはいえ、排水口ネットの耐久性ですと、1回の使用が限界という意見が多く見られます。
洗濯機は強い水圧で衣類の汚れを落とすため、耐久性が低い製品では複数回の使用に耐えられないのです。
使い捨てでの使用とし、すぐに交換を行うのであれば有効な手段と言えるでしょう。
しかし、あくまでも緊急時のみの使用に留めておき、継続しての使用は控えた方が良いです。
代用品2:ストッキング
破れてしまったりなどの理由で履かなくなったストッキングやタイツがあれば、そちらを代用することもできます。
つま先10cm程度のところでカットし、ゴミ取りネットの取り付け口へ取り付けましょう。
タイツは厚手のものも多いため、こちらは複数回の使用に耐えうると検証されています。
ただ、もちろんつま先部分に穴が開いてしまったものでは代用できないので注意しましょう。
こちらも長期的な使用に向いているわけではありませんので、一時的な救済措置としての使用が望ましいです。
代用品3:台所用スポンジ
台所用スポンジを代用品として使用する方法も検証されています。
ゴミ取りネットとは全く形状が違うのにどうして使用できるのかと疑問に思われるかもしれません。
台所用スポンジの場合は、ネットのように取り付けるのではなく、そのまま洗濯機に投入して使用するのです。
それによってスポンジがゴミを絡めとり、衣類をキレイに保ってくれます。
この方法は排水口ネットやストッキングとは異なり、衣類に対する効果が保証されているわけではありません。
これまでにご紹介した方法が全て難しい、やむを得ない場合の使用に留めておいた方が安全です。
また耐久性の低い使い古したスポンジであれば、洗濯中の水圧でポロポロと崩れてしまう可能性も考えられますので注意しましょう。
「ゴミ取りネット」は100円ショップでも購入可能!定期的な交換がおすすめ
今回は洗濯機に付属しているゴミ取りネットの購入方法、緊急時の代用品についてご紹介しました。
気にせず使用している内に汚れが溜まってしまうことの多い部分と言えますので、意識的にチェックするよう心がけると良いでしょう。
ゴミ取りネットは様々なところで購入が可能ですが、安心して使用するのであればメーカー販売の純正品がおすすめです。
余裕をもって予備を購入しておき、定期的に交換できる環境を整えておきましょう。