給湯器故障時のエラーコード一覧まとめ
最終更新日 2022年1月24日
給湯器のリモコンに、見慣れない数字が並んでいると、焦りますよね。
この数字は「エラーコード」といって、給湯器に故障や不具合があることを表しています。
この記事では、基本的なエラーコードの見方から、各メーカーのエラーコード一覧をまとめました。
給湯器のエラーコードの意味
給湯器に何か異常や不具合があると、その不具合を知らせるアラートが出ます。
それがエラーコードです。
エラーコードは、リモコンの画面に数字が点滅するものです。
給湯専用機は2桁の数字で、ふろ給湯器は3桁の数字で表示されます。
エラーコードを確認することで、どのような故障や不具合が起きているか原因を特定でき、どう対処すればいいかがわかります。
エラーコードは各メーカーによって違うので、同じ番号でもメーカーによって不具合の原因が異なるため、必ず自分の使っている給湯器メーカーのエラーコードを確認しましょう。
エラーコードが出た時にまずやること
エラーコードが出たら、まずリモコンの運転・電源スイッチをOFFにします。
そして給湯器本体の電源プラグを一旦抜いて再度差し込みます。
これでエラーが出なければ使用可能です。
再度エラーが出たら、取扱説明書やこちらの記事でエラーコードの内容を確認し、自分で対処できない場合は、修理・交換依頼が必要になります。
「888」もしくは「88」と表示されている場合の対応方法
エラーコードが「888」もしくは「88」と表示されている場合は、故障や不具合ではなく、点検時期のお知らせです。
故障とは違いますので、使用には支障ありませんが、これは一定の使用期間を経過した場合(もしくはそれに相当する使用回数を超えた場合)に表示されるものです。
「888」または「88」エラーが表示された場合、対応方法は2つあります。
1つは「耐用年数が過ぎた給湯器を新しいものと交換する」、もう1つは「メーカーのあんしん点検(有償)を受ける」ことです。
対応方法1:メーカーのあんしん点検を受ける
給湯器の設計標準使用期間は各メーカーともに10年としています。
給湯器は使用し続けると経年劣化により必ず不具合が起こるため、メーカーが使用期限を設定しているのです。
そのため、メーカーは10年を過ぎると「あんしん点検」を推奨しています。
「あんしん点検」とは、法令に準じ、長期の使用に伴って生じる経年劣化に起因する製品事故を未然に防止するため、一般社団法人「日本ガス石油機器工業会」で定めた内容に従って、各メーカーが行っている有償の点検です。
法定点検とは別の任意の点検ですが、このエラーコードが出た場合は、メーカーに申し出て、あんしん点検を受けるようにすると良いでしょう。
対応方法2:給湯器を交換する
「888」または「88」のエラーコードが表示されたということは、その給湯器はすでにメーカーの定めた設計標準使用期間(耐用年数)が過ぎているということです。
使用する環境や使用回数によっても劣化程度は違ってきますが、耐用年数が過ぎた給湯器は、当然故障する確率も高くなります。
また、あんしん点検は、メーカーにもよりますが10,000円前後の費用がかかり、修理の必要があった場合はさらに費用が追加でかかるでしょう。
しかし、メーカーは製造から10年経過した商品の部品は保存義務が切れるため、修理しようと思っても部品がなく、結果的に交換となってしまうことが多くなります。
或いは、ここで修理ができたとしても、耐用年数が過ぎているため、またすぐ別の個所が不具合を起こす可能性もあるのです。
したがって、製造から10年以上経過している給湯器や、エラーが頻発している給湯器は、修理だけでなく交換も含めて検討した方が良いでしょう。
特に、寒い冬は家庭全体でお湯を使う頻度と量が増え、また低い温度の水をお湯へと温めることによる給湯器への負荷が大きくなります。
そのため冬は給湯器が壊れやすい季節であり、この時期に給湯器が壊れると、お湯が出ないことによる日常生活への影響はかなり大きいといえます。
とはいえ、夏は夏で、ここ最近の猛暑を思えば、お湯を張った浴槽につかる頻度は減るかもしれませんが、毎日のシャワーはむしろ欠かせず、給湯器が壊れたら困ってしまう季節でしょう。
ある日急に給湯器が壊れた!ということにならないためにも、888・88エラーコードが表示された給湯器については、早めの交換をおすすめします。
メーカー別!給湯器のエラーコード一覧
ここからは、各メーカー別のエラーコード一覧を掲載します。
必ず、ご自分がお使いのメーカーのエラーコードを確認しましょう。
メーカーは、順に以下の7社です。
- Rinnai(リンナイ)
- NORITZ(ノーリツ)
- Paloma(パロマ)
- PURPOSE(パーパス)
- TOKYO GAS(東京ガス)
- GASTAR(ガスター)
- CHOFU(チョーフ)
エラーコードの内容を確認したら、給湯器メーカーへ問い合わせを!
以上、エラーコードの見方や対処と、各メーカー別のエラーコード一覧を見てきました。
エラーコードの中には、自分である程度対処できるものもありますが、対処法を試してみても不具合が直らない場合は、早めにお使いの給湯器メーカーに問い合わせをしましょう。
その際、耐用年数を考えて、点検を受けることと、修理か交換かどちらにするかも併せて考えておくと良いでしょう。
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