最終更新日 2018年12月5日
便利な伸びるシャワー付き水栓・蛇口の水漏れは原因特定が難しいことも
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れは、早く対処しないとシンクの下に水が溜まったり、 水道代の高騰につながります。
『シャワー付き水栓・蛇口の水漏れ修理で抑えたい4つのポイント』
目次:クリックorタップでその項目を表示します。このページでは水道修理のプロが、主にキッチン・洗面台・お風呂などのシャワー付き水栓全般における水漏れの原因と修理方法をご紹介していきます。
原因はこれ!シャワー付き水栓・蛇口の水漏れ箇所を特定する方法
原因その1:シャワーヘッドとホースの付け根付近から水漏れ
シャワーヘッドとホースの付け根付近からポタポタ垂れてくるのは、
主にホースの接続部分に取り付けられているパッキンの劣化が原因です。
およそ多くのシャワー水栓のヘッドで使われているパッキンは、大体10年前後で
老朽化してきます。
シャワー水栓から水漏れを起こす場合、多くはこのホース付け根のパッキンが
原因であることが多いです。
★水漏れ原因の特定方法
ホースの根元付近でホースを押したり回転させてみましょう。
水漏れの量が変化するようなら、パッキンの劣化が原因である可能性が高いです。
原因その2:蛇腹タイプに多いシャワーホースから水漏れ
シャワーホース自体から水漏れしている場合、老朽化以外だと破損しているかも。
蛇腹タイプのホースだと、扱いによってはカバーなどに引っかかることや、
継ぎ目が切れてしまうことがまれに起こります。
また、ホース内側のゴムチューブが劣化することによって水漏れすることもあります。
圧力など環境によっても様々ですが、シャワーホースの水漏れの原因の多くは、劣化、もしくは破損となっています。
★水漏れ原因の特定方法
ヘッドを外した状態でホース先端を手で少し抑えて圧力を加えてみましょう。完全に塞ぐと破損する可能性があるので軽くで十分です。
シャワーホースから水漏れしている箇所がわかると思います。
原因その3:シャワーヘッドからチョロチョロ水漏れ
シャワーヘッドからチョロチョロ止まらない場合、ヘッドの故障、あるいは蛇口のレバー部分
のパッキンやバルブが故障しているかも知れません。
★水漏れ原因の特定方法
シャワーホースから漏れていなければ、シャワーヘッドの可能性が高いです。
シャワーヘッドを上向き(天井に向け)にして水が溢れてくるか確認してみましょう。
これで水が出るようであれば、ヘッドの故障またはパッキンやバルブの可能性があります。
★ポタポタの場合、短時間で収まるときは?
チョロチョロと継続的ではなく断続的なポタポタという漏れ方であれば、
もしかしたらヘッドに残った水が単純に流れているだけかもしれません。
ヘッドを取り外して中の水を抜いてあげましょう。
これで水漏れが止まるようなら、シャワーヘッド内の残留水なので問題はなく水漏れは発生していません。
『シャワーヘッドからの水漏れは下記を参考にしてください』
※クリックorタップで詳細ページを表示
・【風呂場】シャワーヘッド・ホースの水漏れ修理!自分で直す方法と原因
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れで多いのはパッキンの老朽化
シャワー水栓の耐用年数は約10年前後。
使用環境にも左右されますが、ヘッドやホースに使われているパッキンも10年前後を境に劣化していきます。 最も多いのはヘッドとホースの接続部分にあるパッキンの劣化です。
特定方法を元に、パッキンの老朽化を特定できれば修理費用を数百円程度まで抑えることができます。
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れは、浄水器など後付部品によって引き起こされることも
浄水器や食洗機など、後付でジョイントを取り付けると蛇口内の水圧に変化が起こります。
多少は耐えますが、こういった水圧の変化はシャワー水栓の老朽化を早める原因になることもあります。
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れ修理方法
シャワーホースのパッキンを交換する
ヘッドとホースの付け根から水漏れしている場合、
ホースの接続部分にあるパッキンを交換します。
多くの場合はこのパッキンを交換すれば、シャワー水栓の水漏れが解消できるはずです。
★交換方法
- 止水栓か元栓を締めて水を止めます。
- ヘッドとホースを取り外します。
- ホース側の古いパッキンを新品と交換します。
- 逆の手順で元通りに戻します。
★シャワー水栓のパッキンはホームセンターで購入
できれば最初にメーカーへ問合せ、純正の商品を交換して欲しいのですが、
時間がないときなどはホームセンターなどで古いパッキンを持参して探しもらうほうが早いです。
シャワー水栓のパッキン程度ならホームセンターで販売されていることが多いので、確実に同じサイズのパッキンを購入できます。
シャワーホースを取り替える
ホース自体の破損や劣化が原因なら、ホース自体を取り替えれば問題解決です。
パッキン同様ホームセンターでも購入できますが、できれば純正の商品に交換しましょう。
ホースはシャワー水栓の一部なので、他のメーカーを使うとまたすぐに水漏れする可能性が高くなります。
★ただし、ホースのみの代金は割りと高い事が多い
シャワー水栓のホースのみの価格は平均して1万円前後と割高です。
分解手順も種類によっては複雑なので、ホースのみの交換なら新品に取り替えたほうが後々の費用を抑えることもできます。
蛇口本体ですと、安いもので1~3万ほどで購入できます。
★交換方法の動画をご紹介
この動画でホースの交換を実践しているのはMYM製のキッチン用シャワー混合栓。
水栓の仕組みさえ分かればホースの交換は可能。
ただし、動画でもご紹介されていますが、混合栓のホースの交換は自己責任で行いましょう。
壊れないように、必ず説明書をよく読んでくださいね。
どうしても難しいと思ったら、すぐに修理業者への連絡を検討してください。
シャワーヘッドの交換
ホース同様、破損していたらヘッドを交換します。
もちろん純正の商品が一番理想的です。
噛み合わせや接続が十分で無いと、そこから新たな水漏れの原因に繋がることがあります。
★シャワーヘッドのみの交換は簡単に行える
シャワーヘッドの交換なら浴室などでも頻繁に行われるので、誰でも簡単に行えるはずです。
ただし、キッチンなど風呂場以外のシャワーヘッドは特に蛇口の種類やメーカーが
大事になってきますので、メーカーへ問合せるなどよく確認してから購入するようにしましょう。
シャワー付き水栓・蛇口は、接続部の緩みを直せば水漏れが収まることがある
ヘッドやホース、ホースと蛇口本体など接続部分によくあることですが、緩んでいるだけが原因の場合があります。
新品を購入する前に一度確認して、緩みがないかチェックしましょう。
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れ修理の基本は部品の交換
他の水漏れ修理に関しても同じですが、主な原因は劣化や老朽化が多いので、
老朽化した部品を交換してあげると直るケースがほとんどです。
ただし、耐用年数があるので10年以上使用しているものに関しては対応する部品が無いことがあります。
その時は本体自体を取り替えたほうが、逆に安く・早く解決することができます。
また、お風呂のシャワー水栓の水漏れ、ヘッド・ホースの交換は以下のページをご覧ください。
・【風呂場】シャワーヘッド・ホースの水漏れ修理!自分で直す方法と原因
・自分で簡単!混合水栓のシャワーヘッド・ホースの交換・取り付け方法
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れを業者に修理依頼する判断基準は?
- 水漏れ箇所が特定できない
- サビや経年で分解できない
- 部品が入手できない
- 自分で直せる自信がない
シャワー付き蛇口は大抵ホースも付属しているので、分解には多少の技術が必要です。
また、あまり分解しない部分でもあるので、ナットやネジなどがサビで固着して回らないこともあります。
専用工具が必要なこともあったり、無理をして自分で直した結果、余計水漏れがひどくなったというケースも少なくないので、
自分で直せる自信がない場合は、すぐに修理のプロへご相談頂くことをオススメします。
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れ・交換など修理料金相場のご案内
修理業者へ依頼する場合の料金相場をご案内致します。
この価格表は当町の水道修理センターのものですが、相場の目安になれば幸いです。
もしご利用を検討されるのであれば、まずは当町の水道修理センターの無料お電話見積りからご利用ください!
明瞭会計と事前見積を徹底しておりますので、あなたのご要望にあった修理プランをご提案させていただきます。
町の水道修理センターの蛇口/水栓の交換・水漏れ修理関連の料金価格表
キャンペーン価格でご対応いたします!
※料金はすべて税込価格です。
修理の種類 | WEB限定料金 | 通常料金 |
蛇口を締めても水がポタポタ出続ける | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
---|---|---|
混合水栓から水の出が悪い | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
ハンドルからの水漏れ・締りが悪い | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
ハンドル/レバーが動かない・回らない | 2,700円(税込み)~ | 5,400円(税込み)~ |
パッキン/各種パーツの交換 | お問い合わせください | お問い合わせください |
水栓/蛇口の交換・取り替え | お問い合わせください | お問い合わせください |
蛇口まわりの配管修理 | お問い合わせください | お問い合わせください |
シャワー付き水栓・蛇口の水漏れ予防に効果的な3つの方法
- 緩みなど、定期的なメンテナンス
- シャワーヘッドやホース内の水(残留水)を定期的に抜く
- 使用時以外は止水栓を止める
シャワー水栓のヘッド中にある残留水は溜まってしまうとポタポタ落ちてしまうことがあるので、
どうしても気になる場合、または可能であれば定期的にヘッドを外して水を抜いておくことで予防できます。
また、シャワー付きの混合栓は単水栓より多くの部品で構成されているので、 普段から単水栓よりも負担が大きくなりがちです。 それを考慮して設計されてはいますが、使用時以外は止水栓を締めて水の流れを止めることで、 負担による老朽化をある程度抑えることができます。
小さい効果ではありますが、水栓・蛇口の寿命を確実に伸ばす効果は期待できるでしょう。
しかし、止水栓を締める予防方法はあくまでも理想的な話ですので、可能であれば試してみてください。
ですが、それでもどうしても起きてしまうものでもあるのが水漏れです。 そうなった場合、まずは焦らずに原因究明を心がけ、その後は水の流れを止める!
そして自分で直せるかの判断をしてもらって、どうしても直せない、または分からない時は、お気軽に町の水道修理センターをご利用ください。