トイレの便座を交換する場合の費用相場はどのくらい?便座のタイプ別に紹介!
最終更新日 2022年2月25日
トイレの便座は日々の使用によって劣化していくものです。黄ばみが生じたり、割れてしまったり…便座を交換したいと思っても、費用面に不安がある人も多いでしょう。
トイレの便座の費用相場ですが、便座によって価格が変わります。
便座にもタイプがあり「普通便座」「ヒーター機能のみがついた暖房便座」「温水洗浄便座」の3つにわけられます。今回は、そのタイプによって値段がいくら違うのか、大体いくらくらいになるのかをご紹介していきます。
トイレの便座の交換費用はいくら?
トイレの便座を交換するには交換業者やリフォーム業者に依頼する必要があります。便座交換に必要な費用は大きく分けて以下の3つになります。
- 便座の本体価格
- 交換の工賃
- メーカー保証などのオプション費用
これら3つをあわせると約50,000~150,000円程度の費用になることがほとんどです。
便座本体の価格はメーカーや使用したいタイプによって異なります。
交換費用は、8,000円〜20,000円となっています。メーカーによっては保証などのオプションで費用が掛かる可能性があるので、予め確認しておくのが良いでしょう。
交換費用は、業者によって変動しますので数社に連絡し、相見積もりをとるようにしましょう。
トイレのタイプによって本体の値段が違う!
トイレの便座は主に「普通便座」「ヒーター機能のみがついた暖房便座」「温水洗浄便座」という3つのタイプに分けられます。それぞれの機能によって本体費用が変わってきます。
普通便座から温水洗浄便座へ変わるときなど、種類も変更したい場合は工事がやや複雑になるため、値段が上がる傾向にあります。
ここでは、それぞれのタイプの本体費用をみていきましょう。
【1】普通便座
普通便座は、昔からあるタイプの便座で、樹脂製のものがほとんどになります。ヒーターなどが付いていないため、冬など気温が低くなると非常に冷たくなります。3種類の中では最も価格が安く、3,000円〜5,000円とされています。
【2】ヒーター機能のみがついた暖房便座
座る部分のみがあたたかくなる機能がついている便座です。冬場の寒さなどを凌ぎたい人が使用している、比較的安値の便座となっています。トイレ全体が暖かくなるわけではありません。費用相場は、7,000円〜40,000円です。
【3】温水洗浄便座
噴射される水でおしりを洗浄できる機能を持っている便座になります。それだけではなく、脱臭や暖房機能などもついている多機能便座となっていることが殆どです。価格は30,000円〜200,000円と、ものによってはかなり高価になります。
トイレの便座交換の際の注意点
便座を買ってからいざ交換!と思っても注意したいことが2つあります。
依頼主が知っておくべき注意点をご紹介します。
注意点1:交換がそもそもできないタイプのトイレがある!
トイレの本体も実は「分離型トイレ」「一体型トイレ」「タンクレストイレ」の3種類に分かれており、交換できるトイレは「分離型トイレ」のみになっています。
それぞれの特徴をご紹介しますので、ご自宅のトイレがどれに当てはまっているか確認してみて下さい。
分離型トイレ | 便器、タンク、便座の3種類で構成されているトイレです。一般的なトイレは殆どこのタイプとなっています。3つがきちんと分離されていれば分離トイレとなります。便器が壊れたら便器のみ交換、ということが可能なので便利なタイプです。 |
一体型トイレ | 便器、機能部という2種類で構成されているトイレになります。便座部分とタンクが一体になっていることから一体型と呼ばれています。便座部分とタンクが一体になっている部分を「機能部」と言います。 |
タンクレストイレ | 便器と機能部で構成されているトイレになります。こちらも、2種瑠という構成ですが、タンクがないのが特徴です。タンクがないことによりトイレ内を広く使用することが出来ます。そのため、トイレが狭い家などはタンクレスが採用されていることが多いです。 |
注意点2:普通便座から変えるときはコンセントなども必要!
普通便座からヒーター機能のみがついた暖房便座、温水洗浄便座に交換する際はコンセントの有無が大切になってきます。コンセントがない場合は、コンセントの増設工事をしなければなりません。
コンセント増設の費用相場は15,000円となっています。
あらかじめ自宅のトイレをチェックして、交換業者へ連絡するようにしましょう。
トイレの便座の交換費用例
タイプ別の大まかな費用相場がわかったところで、交換費用(工事費込み)の費用例を見ていきましょう。
あくまで一例になりますので、お近くの工事業者にきちんと見積もりをとったうえで依頼することをおすすめします。
事例1:普通便座からヒーター機能のみがついた暖房便座へ
普通便座からヒーター機能のみが付いた暖房便座へ交換する場合、普通便座を取り外してからヒーター機能のみがついた暖房便座を取り付けるという作業が必要になります。
費用は約20,000円~100,000円が相場となり、コンセントを新しく開通させるとなるとこれに15,000円ほど高くなります。
- ヒーター機能のみが付いた便座の本体価格:約7,000円〜40,000円
- 工事費:約8,000円~20,000円(コンセント工事費:約10,000~15,000円)
※工事費は業者によって変わります。
・普通便座から温水洗浄便座へ
普通便座から温水洗浄便座へ交換する場合、普通便座を取り外し、温水洗浄便座を取り付けるという作業になります。
この時、給水ホースなどの取付作業も含まれてきます。総額の費用は約45,000円~230,000円となります。こちらも、コンセントの開通が必要となると15,000円ほど高くなります。
- 温水洗浄便座の本体価格:約30,000円〜200,000円
- 工事費:約15,000円~30,000円(コンセント工事費:約10,000~15,000円)
※工事費は業者によって変わります。
おトクに済ませたいなら自分で交換する方法も!
交換費用を確認して、ちょっと高いな…と悩んだ人は、便座だけなら自分で交換することが可能です。
自分で交換することで工事費の部分を浮かすことが出来、本体代のみで交換が可能になります。
特に、普通便座の場合はホームセンターなどで便座を交換し、取扱説明書などを見ながら取付作業を行うだけなので非常に簡単にできます。
暖房便座や温水洗浄便座の場合、給水管などの交換も必要となるので難易度が上がります。不安なことがあれば自分で交換するのはやめて業者に依頼するのが得策です。
自宅の便座を確認してみてから判断しましょう。
便座の交換はタイプによって値段が変わる!
便座の交換は、「普通便座」「ヒーター機能のみがついた暖房便座」「温水洗浄便座」の3タイプによって価格が変わってきます。
普通便座の場合は本体代が約3,000円〜5,000円となり、ヒーター機能のみがついた暖房便座の場合は本体代が約7,000円〜40,000円、温水洗浄便座の場合は30,000円〜200,000円となります。グレードによって価格が変動しますので、欲しい便座をきちんと調べておきましょう。
また、便座の交換費用を抑えたい場合は自分で交換する方法もありますが、ものによっては複雑なため、不安があるようでしたら業者に依頼することをおすすめしておきます。自分で交換したことによるトラブルなどで余計な出費がかさんでしまう可能性もあります。
ご自宅の便座のタイプをよく見極め、お得に便座の交換をしましょう!
トイレつまり・水漏れ、ウォシュレット・タンクのトラブル、修理業者料金|町の水道修理センター
修理の種類 | WEB限定料金 | 通常料金 |
トイレの詰まり | 4,500円~ | 8,000円~ |
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トイレの水が溢れる、止まらない | 4,500円~ | 8,000円~ |
チョロチョロ水が漏れている | 4,500円~ | 8,000円~ |
タンクに水がたまらない | 4,500円~ | 8,000円~ |
異臭、悪臭がする | 4,500円~ | 8,000円~ |
ウォシュレット、温水便座の水漏れ不具合(故障) | 4,500円~ | 8,000円~ |
ウォシュレット、温水便座の取り付け(交換) | 11,000円~ | 18,000円~ |