お家で飼っているワンちゃんやネコちゃんは、飼い主にとって、ペットというよりは、大切な家族の一員ですよね。

そんな家族の一員ですから、排泄物も、家族と一緒のトイレに流して当たり前、という方も多いのではないでしょうか。

でも、本当にワンちゃんやネコちゃんのフンをトイレに流してしまって大丈夫なのでしょうか?

実はあまり自信がないまま、何となくトイレに流しているという方も、多いようです。

ペットは、当たり前ですが、健康であれば毎日排泄します。

そこで、その処理について悩んでいるという方も、実はけっこういらっしゃるのです。

この記事では、ペットのフンは、本当にトイレに流してもOKなのか、詰まったりしないのか、また、詰まったらどうすればいいのか?などについて、お伝えしていきます。

ペットのフンの処理方法は自治体による

東京都下水道局によると、基本的にはペットのフンは、「トイレに流さないようにして欲しい」とされています。

ただし、東京23区の清掃局では、清掃工場に糞尿の持ち込みが禁止されており、処分ができないとされています。

そのため、「各市町村の処理の基準に従い」とあることから、お住まいの自治体のルールに従うのがベストなようです。

自治体によっては、「ペットのフンは可燃ゴミとして分別されないため、ゴミとして収集はできない」というところもあります。

もし、お住まいの自治体が、こういう方針であれば、従わなければなりません。

こういった自治体の場合は、下記の「3」を参考にして、トイレに流しましょう。

一方、下水処理の問題から、「トイレに流してはいけない」としている自治体もあります。

トイレの汚水は、その地域の下水処理場で殺菌処理をして、外部(用水路・川・海など)へ放出されます。

しかし、汚水として下水処理場で想定されているのは、人間の一般的な生活で生じるものであり、ペットの糞尿に想定外の菌などが含まれていた場合、100%完璧に殺菌することができずに、外部に放出されてしまうリスクがあるのです。

また、下水処理場を設置する際には、処理する地域の人口や、下水道設備の普及率を想定して造設されるので、ペットのフンが増えることによって、下水処理場の処理能力を上回ってしまう危険性があるために、禁止とされている場合もあり、各地の下水処理場の処理能力によると言えます。

したがって、お住まいの自治体で、「ペットのフンをトイレに流すのは禁止」とされている場合は、燃えるゴミとして処理しなければなりません。

ただし、ゴミに出す場合は、処理する清掃局の人のことも考えて、臭いや見た目に注意し、色のついた防臭袋などを使いましょう。

また、外出先や、公園、コンビニなどのゴミ箱に捨てることは、公衆の迷惑になりますので、マナーとして極力避けるべきでしょう。

ペットのフンはトイレに詰まりやすいのか?

結論から言うと、ペットのフンはトイレに詰まりやすいとされています。

基本的に、ペットのフンは人間の便よりも固く、軽いために、水に浮きやすく、流れにくいという点があります。

また、犬と猫とで、その詰まりやすい理由には違いがあります。

この項では、なぜペットのフンがトイレに詰まりやすいのかを解説していきます。

ペットのフンがトイレに詰まりやすい理由

ペットのフンがトイレに詰まりやすい理由は、いくつかありますが、主に、犬と猫との違いで分けて説明していきます。

理由その1:犬の場合

犬の場合は、室内でフンをする場合と、屋外でフンをする場合とで、また違います。

室内でフンをした場合、トイレシーツなどの上でフンをしますね。

一匹の小型犬の一回分であれば、そのまま流しても大丈夫です。

ただし、シーツは、一緒に流さないようにしましょう。

「トイレに流せるシーツ」などとあっても、実際はトイレットペーパーよりは溶けにくい場合が大半です。

したがって、排水管が細い場合や、節水型トイレなどで水流が弱い場合は、詰まってしまう可能性があります。

また、犬の腸の状態が悪く、固くてコロコロしている場合も、水に溶け切らず、詰まってしまうこともあるでしょう。

次項で述べますが、大型犬や多頭飼いの場合は、さらに注意が必要です。

屋外でフンをした場合は、拾ってそのままトイレに流しがちですが、異物が付着している場合が多いので、そのまま流してはいけません。

アスファルトであれば、小さな石やアスファルトのかたまり、公園や原っぱのようなところであれば、土や草などが付着する場合が多くなります。

このような「小さな異物」は、水には全く溶けないので、トイレの排水管を傷めてしまうリスクがあり、危険です。

少し大きなかたまりであれば、そのまま詰まってしまう可能性もあります。

理由その2:猫の場合

猫のフンは、基本的にトイレに流してはいけないとされています。

なぜかというと、猫のフンは、グルーミングをした時にお腹に入る毛がそのまま含まれているため、毛が芯材化して固くなり、水に溶けにくくなるからです。

人間の毛も水には溶けないため、排水管の詰まりの原因となることが多いですが、猫のフンについても、同じことが言えるのです。

また、猫のフンは軽くて水に浮くため、排水溝やS字トラップに詰まりやすいと言えます。

特に、節水型トイレは、水圧が低いため、固形物が流れにくくなっています。

そのため、猫のフンはすぐに詰まりの原因となってしまうのです。

また、猫砂は、「水に溶ける」と書いてあるものでも、すぐに水に溶けるわけではなく、流れていく過程で、猫砂が膨張したり凝固したりして、排水管を通るため、大量に流すと詰まってしまいます。

ペットのフンをトイレに流す上で、特に注意が必要な場合

この項では、ペットのフンをトイレに流す時に、特に注意が必要な場合について述べていきます。

ポイントは、以下の3つです。

  • ポイント1:大型犬や多頭飼いの場合
  • ポイント2:猫砂やシートなどを一緒に流す場合
  • ポイント3:浄化槽を使用している場合

一つひとつ見ていきましょう。

ポイント1:大型犬や多頭飼いの場合

大型犬や多頭飼いの場合、何が問題かというと、そのフンの大きさや量です。

大型犬の場合、当然、小型犬よりもフンの大きさは大きくなりますし、何なら人間よりも大きく多い場合もあります。

多頭飼いの場合、小型犬であっても、一度に流そうとすると、かなりの量を流すことになるでしょう。

こういった場合は、数回に分けて流すなどしないと、一気に詰まってしまう原因になります。

また、今までは詰まっていなかった場合でも、排水管の奥の方や、トラップに少しずつ堆積している可能性もあります。

大型犬や多頭飼いの場合は、細かくして複数回に分けて流すなど、注意が必要です。

ポイント2:猫砂やシートなどを一緒に流す場合

先に述べたように、猫砂や、トイレシート、トイレに流せるフン処理パックなど、ペット用品で、「トイレに流せる」と記載のあるものは多くありますが、そのほとんどが、「流れるけれども流れにくい」ものです。

トイレットペーパーほどすぐには水に溶けません。

したがって、大量に流すと、すぐに詰まってしまいます。

そのため、基本的には、フンとは別に流した方がいいでしょう。

特に猫砂は、フンに少量ついているだけでも詰まってしまう可能性があるため、一度に流すとリスクが高いと言えます。

ポイント3:浄化槽を使用している場合

ペットのフンは、人間の排泄物とは成分や性質が異なるため、通常の家庭用の浄化槽では、処理できません。

ペットのフンには、人間用のバクテリアでは分解できない成分があるので、悪臭や詰まりの原因となり、浄化槽の故障に繋がってしまいかねないのです。

もちろん、猫砂なども分解できないため、NGです。

浄化槽を使用している方は、基本的にトイレには流せないと思っておきましょう。

ペットのフンをトイレに詰まらせないようにするには?

では、ペットのフンをトイレに流す時に、できるだけ詰まらせないようにするには、どのようにしたらいいでしょうか。

ここでは、以下の4つのポイントをお伝えしています。

  • ポイント1:できるだけ異物を付着させない
  • ポイント2:フンが硬い時は柔らかくもみほぐす
  • ポイント3:量が多い時は数回に分ける
  • ポイント4:ティッシュペーパーは一緒に流さない

1つひとつ順番に見ていきましょう。

ポイント1:できるだけ異物を付着させない

先ほどから述べているように、フンに異物を付着させないことが一番重要です。

犬の場合は、屋外でフンをした場合の小石や土や草、猫の場合は、猫砂や毛などを、できる限り取り除いてから、流しましょう。

ポイント2:フンが固い時は柔らかくもみほぐす

ペットのフンは、もともと固いものですが、特に便秘などでフンがいつもより固い時は、ビニール袋などに入れて、柔らかくもみほぐし、細かく分解してから流しましょう。

仔猫や小型犬などで、フンが小さい場合は、上から押しつけてつぶすといいでしょう。

もちろん、そのままビニールやシートなどを一緒に流してしまわないように気をつけないといけません。

ポイント3:量が多い時は数回に分ける

大型犬や多頭飼いの場合、量が多い時は、数回に分けて流しましょう。

目安は、人間の通常の排泄量の半分くらいです。

水がもったいないからなどと言って、一度に流すと、トイレが詰まって、より大きな出費となるため、とにかくこまめに流すように心がけましょう。

ポイント4:ティッシュペーパーは一緒に流さない

よく、フンをティッシュペーパーでくるんで、そのまま流す人がいますが、それはNGです。

ティッシュペーパーは、水に流せると書いてあるものでも、トイレットペーパーより溶けにくいという性質があります。

そのため、ただでさえ詰まりやすいフンを、ティッシュペーパーと一緒に流すと、余計に詰まりやすくなってしまいます。

どうしてもフンをくるんだティッシュペーパーをトイレに流したい場合は、フンとは別々に流すようにしましょう。

ペットのフンでトイレが詰まった時の対処法

もし、ペットのフンで、トイレが詰まったら、困って焦るところですが、水道業者を呼ぶ前に、自力で直せる場合もあります。

自力でトイレの詰まりを取り除く対処法

自力でトイレの詰まりを取り除く方法は、以下の4つです。

  • 対処法1:ラバーカップを使う
  • 対処法2:お湯で流す
  • 対処法3:食器用洗剤を使う
  • 対処法4:重曹とクエン酸を使う

どれも人間の大便が原因でトイレが詰まってしまった場合と同様の方法です。どれも意外と効果がありますので、試してみましょう。

対処法1:ラバーカップを使う

トイレの詰まりと言えば、ラバーカップの出番です。

洋式トイレには、先端に突起がついた、洋式トイレ用のラバーカップを使いましょう。

ラバーカップを使う際には、力を入れて押すのではなく、ゆっくりと排水口にラバーカップを押し付け、ラバーカップが凹んで完全に真空状態になってから、勢い良く引くことを意識するといいでしょう。

対処法2:お湯で流す

ラバーカップがない場合や、ラバーカップで流れてくれない場合は、お湯を流し入れてみましょう。

便器にお湯を流し入れることで、詰まったフンが溶けやすくなり、流れてくれることがあります。

この際の注意点は、熱湯ではなく、40~60℃のお湯を使うことです。

便器はたいてい陶器でできているので、熱湯を使うと、ひび割れてしまう危険性があります。

また、水位が上がっている場合は、いったん水を汲み出して、排水口ギリギリにしてから、お湯を注ぎましょう。

対処法3:食器用洗剤を使う

トイレの詰まりには、食器用洗剤も役に立ちます。

台所にある、普通の食器用洗剤でOKです。

この方法では、洗剤とお湯の相乗効果によって、ペットのフンが分解され、流れやすくなります。

まず、水位を排水口ギリギリまで下げたら、約100mlの洗剤を便器の中に注ぎます。

その後、便器の半分くらいの量のぬるま湯(40~60℃)をゆっくり注ぎ、20分ほど置きましょう。

水位が下がってきたら、再びぬるま湯を注ぎ、水が流れていくのを確認します。

この際の注意点は、絶対に複数の種類の洗剤を使わないことです。

洗剤の成分によっては、混ざることで有毒ガスが発生する危険性があります。

命にかかわる場合がありますので、要注意です。

なお、一般的なパイプクリーナー(排水口用洗剤)は、髪の毛などのタンパク質は分解できますが、紙類や固形物を分解する作用はないため、トイレの詰まりにはあまり効果がありません。

対処法4:重曹とクエン酸を使う

重曹とクエン酸(お酢)による洗浄力でフンを流す方法です。

重曹とクエン酸を混ぜると、炭酸ガスの泡が発生し、フンを溶かす効果があるのです。

まず、水位を排水口ギリギリまで下げ、排水口に重曹を計量カップ4分の1ほど振りかけます。

次に、クエン酸(お酢)を計量カップ2分の1ほど入れます。

さらに、ぬるま湯をゆっくり注ぎ、泡立ってきたら、そのままの状態で1時間ほど放置しましょう。

バケツで水を流してみて、ゴボゴボと流れていく様子が確認できたら、成功です。

困ったら水道業者に依頼しよう!

以上4つの方法を試してみても、一向に流れてくれない場合は、もう水道業者に依頼するしかありません。

ただし、よくポストなどに入れられている、マグネットになっているような水道業者は、やめておいた方が無難です。

高額の料金を取られるという話をよく聞きます。

水道業者を探すなら、ネットで「広告」つきではない、口コミの良いところを探しましょう。

地元に密着した業者がおすすめです。

また、相談・出張見積もり無料のところにするといいでしょう。

ペットのフンの処理方法は自治体に確認しよう

以上、ペットのフンの処理方法に困っている方に向けて、その処理方法をお伝えしてきました。

ペットのフンの処理は、基本的には、自治体のルールに従うしかないようです。

トイレに流すことを推奨している自治体もあれば、可燃ゴミとして捨てることを推奨している自治体もあります。

お住まいの自治体が、どちらを推奨しているのかわからない場合は、自治体に確認してみるといいでしょう。

ただし、先に述べたように、トイレに流すとしても、ペットのフンがトイレに詰まりやすいのは確かです。

特に、異物(小石や猫砂)がついたまま流すのは、リスクが高いと言えるでしょう。

いくら家族の一員と言えど、フンにはあまり触りたくないかもしれませんが、丁寧に異物を

取り除き、柔らかくもみほぐしてから、少しずつ流すのがベストです。

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