トイレ修理

便器やタンク内で水が流れて止まらなときはこれが原因だ!

トイレの水が止まらない!?水漏れ原因のチェックポイント
トイレの水漏れの中でもよくあるのが便器に水がチョロチョロ流れ続けて止まらないこと。 または大量の水が流れっぱなしなってしまう症状。

前兆としては、しばらくすると水が止まる症状を繰り返して、いつの間にか常に水が出っぱなしの 状況になること。

このような場合は早く直さないと水道代が大きくなって大変なことになります。 こういったトイレのチョロチョロ漏れはいくつか主な原因があり、それを特定できれば 適切な修理が可能です。もちろん自分で直せばその分費用も安く抑えることができます。

「手洗い管から水が止まらない」「便器に水が流れ続ける」「タンク内の給水が止まらない」などトイレの水漏れでお困りなら、まずはこのページを参考に原因を探ってみてください。

この記事では、一般的なタンク付きトイレでの解説をします。タンクレス(タンクがないタイプ)のトイレでの修理方法ではありませんのでご注意ください。


トイレの水が止まらないときの応急処置と準備

トイレの水が止まらなくなった場合は、まずは下記のことおこなってください。

まずは最初に止水栓で水を止める

トイレの止水栓の閉め方:戸建て・集合住宅の水道元栓の閉め方

トイレの水が止まらないときの応急処置として、最初に必ず止水栓で水を止めましょう。 流れ続ける水を止めてから落ち着いて原因を調べましょう。

止水栓は、トイレタンクの左右どちらかにあります。壁や床から伸びているタンクに水を送るための給水管を探してください。この給水管のところに、マイナスドライバーや手で回せるタイプの止水栓があります。

もし、トイレの止水栓がわからない場合は水道の元栓を締めてください。水道の元栓は水道メーターが設置されている場所にあります。戸建ての場合は敷地内に「水道」と書かれている蓋があります。マンションや集合住宅は玄関横のパイプシャフト内にあります。

止水栓を見つけたら右回り(時計回り)で水を止めることができます。このときに覚えておいてほしいことは、どれだけ止水栓を回したかです。止水栓は水量を調整する役割もあるため、水漏れを修理した後は元の水量に調整できるために覚えておいてください。

また止水栓を閉めたときに、便器に流れる水が止まったか、それとも流れ続けているのか確認してください。すぐに水が止まった場合は、トイレの給水機能に問題があります。水が流れ続けている場合は、トイレの排水機能に問題があります。詳しくは後述します。

ウォシュレット・温水便座がある場合は電源コードを抜く

ウォシュレット・温水便座の電源コード

感電や漏水を防ぐためにウォシュレット・温水便座がある場合は、コンセントを抜いておきましょう。 これからトイレタンクの蓋を開けて作業をするので、抜いたコンセントは水に濡れないようにビニール袋などで保護してください。

トイレの水が流れる仕組み

トイレの水が流れる仕組み:タンク内の動き


まずはトイレの水が流れる仕組みを理解しましょう。

上の画像のように、①レバーを引くと鎖の先にある②ゴムフロートが上がり便器に水が流れます。 タンク内の水が流れ水位が低くなると③浮き玉が下がり④ボールタップから給水が開始され、一定の水位まで浮き玉が上がるとボールタップからの給水が止まりタンク内に水が溜まります。

このように、一連の動作で水が流れ、同時にタンク内に給水が行われます。 つまり、トイレで水が止まらなくなる大きな原因は、タンクの異常によるところが大きいです。

またタンク内の異常は、水が流れる排水機能、水が溜められる給水機能、の2つに分けることができます。

  • ①のレバー、②のゴムフロートに関連する部品は排水機能
  • ③の浮き玉、④のボールタップに関連する部品は給水機能
排水機能の問題でタンク内に溜まるはずの水が流れてしまっているのか、給水機能の問題で過剰になった水が流れているのか見極めることがポイントです。

手洗い管の水が出る仕組み

画像の④で「タンクに給水」されるときボールタップ内のバルブが開くと同時に、手洗い管への給水弁も開きます。 給水が完了して浮き球が適切な位置に戻ると、同時に手洗い管への給水も止まる仕組みです。

タンクの蓋を開けて中を確認する



トイレに水が流れ続けて止まらない原因はタンク内にあるということがわかりました。ではタンクの蓋を開けて中を確認してみましょう。

タンクの蓋の開けかた

タンクの蓋は、手洗い管付きタイプ、手洗い管なしタイプ、の2種類があります。 手洗い管なしタイプはそのまま上に持ち上げるだけで外すことができます。

手洗い管付きタイプは、タンクの蓋の裏側に手洗い用の水を流すパイプが接続されています。まずはタンクの蓋を少し持ち上げてみて覗いてください。蛇腹ホースやゴムホースがありますので、接続部のナットをレンチで緩める、またはゴムバンドを外すことで蓋を開けることができます。そのまま手で外せるタイプもあります。

「トイレの水が止まらないとき」タンク内を確認するポイント

トイレタンク内の部品名称と説明・タンクの蓋の開け方

ここで先述した、止水栓を閉めたときに「便器に流れる水が止まったか」「それとも流れ続けているのか」確認したことが原因を特定するヒントになります。

まずは給水機能と排水機能のどちらに問題があるのか把握してから、タンク内の確認すべきポイントを見ることで原因を特定します。

■止水栓を閉めると便器に流れる水が止まった場合「給水機能が原因」

>タンク内の水位が高くないか

タンク内の水位はオーバーフロー管で確認します。オーバーフロー管にある「-WL-」の位置が正常な水位です。「-WL-」の表示がない場合は、オーバーフロー管の先端から3cm下にあるかで判断します。

オーバーフロー管は先端の穴から便器に水が流れるようになっています。これはタンク内に過剰に給水されたときに水が溢れないようにする役割があります。

タンク内の水位が高い場合は、過剰に給水された水がオーバーフロー管の先端から便器へ流れている状態です。過剰に給水される原因は、ボールタップ・浮き玉・タンク内の水位調整、止水栓からの給水量などが考えられます。次のポイントを確認してください。

>浮き玉やアームに損傷はないか

レバーで水を流してタンク内の水位が下がると浮き玉も下がります。浮き玉が下がることで、ボールタップから給水されます。水位が上がると浮き玉が上がりボールタップからの給水も止まります。

この浮き玉が他の部品に接触して引っかかっていたり、破損して浮き上がらない状態だと、ボールタップからの給水は止まりません。同じように浮き玉と連動しているアーム部分が曲がっていたり、折れていたりすると浮き玉が下がったままとなり給水が止まらない状態になります。このように過剰に給水された水がオーバーフロー管から流れていると考えられます。

>浮き玉を手で持ち上げてもボールタップからの給水が止まらない

本来なら浮き玉が上がるとボールタップからの給水が止まるはずですが、手で浮き玉を持ち上げてもボールタップからの給水が止まらない場合はボールタップの故障です。このように過剰に給水された水がオーバーフロー管から流れていると考えられます。

ボールタップから給水され続けている場合で、手で浮き玉を持ち上げて給水が止まるならボールタップではなく浮き玉が原因です。

■止水栓を閉めても便器に水が流れ続ける場合「排水機能が原因」

>タンク内の水位が低くないか

先述のとおり、タンク内の正常な水位はオーバーフロー管の「-WL-」の表示で確認します。 「-WL-」の表示がない場合はオーバーフロー管の先端から3cm下あたりかで判断します。

これが極端に低い場合は排水機能に問題があり、タンク内に水が溜められず水が漏れ続けている状態です。レバー、玉鎖、ゴムフロート、オーバーフロー管が原因として考えられます。次のポイントを確認してください。

>レバーの動きを確認。戻らなくなっていないか

レバーが劣化してくると動きが固くなり、流したあとに元の位置に戻らなくなることがあります。

これはレバーから連動している鎖が上がることで、ゴムフロートが持ち上がったまま元に戻らなくなり、水が流れっぱなしの状態です。さらに浮き玉が下がっているのでボールタップからは給水され続けている状態です。

>レバーと連動する玉鎖がタンク内で絡まったり、他の部品と接触していないか

上の図のように、タンク内には複数の部品があります。 この玉鎖が浮き玉やオーバーフロー管に接触していたり、節水のために入れているペットボトルに絡まっていて、ゴムフロートが上がったまま排水され続ける状態です。

またレバーと連動する玉鎖は、短すぎても長すぎてもいけません。短すぎるとゴムフロートが浮き上がり完全に栓をできなくなり、長すぎると玉鎖が他の部品に接触する原因になります。

>レバーと連動するゴムフロートが適切な位置にあるか。ズレていたり、ゴミが挟まっていないか

レバーと連動するゴムフロートは、タンク内の水を便器に流したり、タンク内に水を溜める役割があります。このゴムフロートが適切な位置からズレてしまっていたり、ゴミが挟まっていたり、鎖からゴムフロートが外れていると、水が流れたままになってしまいます。

また古いトイレの場合は劣化している場合もあります。ゴムフロートを手で触って黒い汚れがつく、ボロボロとゴムが崩れるなら劣化して栓ができていない可能性があります。

>オーバーフロー管にヒビや損傷はないか

オーバーフロー管はタンク内の水位が上がり過ぎた場合に、先端の穴から便器に水を流すことで、溢れないようにする役割があります。しかし、オーバーフロー管の根本にヒビがあったり折れていると、タンクに水が溜まらず、給水された水も流れ続けてしまいます。

トイレの水が止まらない症状から原因特定して修理する

事前準備、水が流れる仕組み、タンク内の確認するポイントが理解できたら実際に修理をしていきましょう。

原因1:手洗い管から水が止まらない

手洗い管から水が止まらない


この症状は手洗い管から水が流れ続けているように見えますが、タンク内にも給水され続けている状態です。トイレタンクに設置された手洗い管から水が流れ続ける主な原因は以下になります。

  • タンク内の水位調整
  • ボールタップの故障(浮き玉を含め)
  • ゴムフロートのズレ、ゴミの挟まり、劣化
  • 玉鎖の絡まり、他の部品と接触
  • パッキンなど接続部分の劣化や老朽化
この場合は、まずは止水栓を閉めましょう。これで手洗い管から流れる水は止まったはずです。 この状態で、便器に流れる水が止まったか、または便器に水が流れ続けているか確認してください。

  • ①便器に流れる水が止まった
  • ②便器に水が流れ続けている

①便器に流れる水が止まった

①の便器に流れる水が止まった場合は、給水機能に問題がある状態です。 考えられる原因は大きく2つありますので、以下の方法で確認してください。

今は止水栓を閉めている状態だと思いますので、もう一度ゆっくりと止水栓を開いてタンク内に給水される状態にしてください。手洗い管付きの場合は、パイプを手でタンク内に向けて水が飛び散らないように注意してください。

次に浮き玉を手でゆっくり押し下げて給水されるか確認してください。次はゆっくりと持ち上げてみてボールタップからの給水が止まるか確認してください。

  • 浮き玉を手で上げるとボールタップから給水が止まる
  • 浮き玉を手で持ち上げてもボールタップから給水が止まらない

>給水が止まる場合はタンク内の水位調整

浮き玉を持ち上げると給水が止まる場合は、タンク内の水位調整が原因です。過剰に給水された水がオーバーフロー管から流れている状態です。この場合は、部品交換ではなくタンク内の水位調整と止水栓の調整をすることで直せます。
「タンク内の水位調整の方法はこちら」

>給水が止まらない場合はボールタップの故障

浮き玉を手で持ち上げても給水が止まらない場合は、ボールタップの故障が原因です。 ボールタップの故障は、ボールタップが機能していない、もしくは浮き玉が機能せず、手洗い管から給水され続けることで、タンク内の水位が上昇してオーバーフロー管から水が流れ続けている状態です。ボールタップ(浮き玉も含めて)を交換することで修理します。
「ボールタップ(浮き玉も含めて)交換方法はこちら」

パッキンなど老朽化した部品の交換
また手洗い管から水が流れ続ける他の原因として、ボールタップや手洗い管のナットの緩み、パッキンや接続部の劣化も原因と考えられます。ナットを締め直して、接続部から水漏れがないか確認しましょう。

タンクのフタの裏側を確認すると、ナットで締め付けられているはずです。それを外すとゴムパッキンがあります。もし手洗い管からポタポタ止まらない時はこのゴムパッキンが劣化しているので、新しい物と交換してください。

②便器に水が流れ続けている

②の止水栓を閉めても便器に水が流れ続けている場合は、排水機能に問題があります。

原因は複数ありますが、給水を止めているのに便器に水が流れ続けているので、タンク内の水を止めることができていない状態です。さらに、排水され続けているので、浮き玉が下がり給水もされ続けていて、手洗い管から水が止まらない状態です。

>まず確認するのは玉鎖です。

  • 玉鎖が絡まってゴムフロートが上がったままになっていないか
  • 玉鎖が短すぎる、または長過ぎる
「玉鎖の調整・交換方法はこちら」

>玉鎖に問題がない場合は、ゴムフロートを確認します。

  • ゴムフロートの位置がズレていないか
  • ゴムフロートにゴミが挟まっていないか
  • ゴムフロートが玉鎖から外れていないか
  • ゴムフロートが劣化していないか
「ゴムフロートの修理・交換方法はこちら」

>玉鎖とゴムフロートに問題がない場合は、オーバーフロー管を確認します

  • オーバーフロー管にヒビ割れ、根本で折れてないか
オーバーフロー管の交換は素人では難しいため専門業者に依頼しましょう。 水位調節・ボールタップ・ゴムフロート・玉鎖の修理や交換方法は【トイレの水が止まらない原因別の修理方法】を参考にしてください。

原因2:便器内に水が流れ続ける

便器内に水が流れ続ける原因は?


基本的には、「原因1:手洗い管から水が止まらない」で解説したような原因が考えられます。 便器内にチョロチョロ流れ続ける、あるいは大量に水が流れる場合、以下の原因が考えられます。

  • ゴムフロートが機能していない(鎖やレバーが原因の場合も)
  • ボールタップの故障(浮き玉が原因の場合も)
  • オーバーフロー管より上に過剰な給水(水位調節が原因)
  • オーバーフロー管の損傷
まずは止水栓を閉めましょう。これでタンク内への給水は止まったはずです。 この状態で、タンク内の水位を確認してください。 オーバーフロー管の「-WL-」の表示(「-WL-」がない場合は先端から3cm下)より、上ですか下ですか?正常ならオーバーフロー管の「-WL-」表示の水位です。

  • ①水位が高い(オーバーフロー管の先端まで水位がある)
  • ②水位が標準、水位が低い(オーバーフロー管の「-WL-」の位置、またはそれより低い)
次に、この止水栓を閉めた状態で便器に流れる水が止まったか、または便器に水が流れ続けているか確認してください。

  • ③便器に流れる水が止まった
  • ④便器に水が流れ続けている
水位が高いか低いか、便器の水が止まったか流れているのか、ここから原因を絞り込みます。

①水位が高い・③便器に流れる水が止まった

このパターンに該当する修理は多いです。これは給水機能が原因です。

タンク内の水位調整の問題、またはボールタップや浮き玉の故障が原因で、過剰に給水された水がオーバーフロー管から流れている状態です。オーバーフロー管の先端より上昇した水が流れ終わると便器へ流れる水も止まり、タンク内の水位は高いままオーバーフロー管の先端ギリギリになります。

水位調整とボールタップ(浮き玉も含めて)のどちらが原因なのか判断するには、ゆっくりと止水栓を開けて給水して下記の3つを確認してください。

  • 浮き玉が上がっているのに、ボールタップから給水され続けている
  • 浮き玉を手で持ち上げてもボールタップから給水が止まらない
  • 浮き玉が他の部品に接触したり破損して沈んだままになっている
上記の3つに該当する場合は、ボールタップ(浮き玉も含めて)の交換が必要です。
「ボールタップ(浮き玉も含めて)交換方法はこちら」

該当しない場合は、タンク内に過剰に給水されているため水位調整で直せるはずです。 タンク内の水位調整と止水栓の給水量の調整をしてください。
「タンク内の水位調整の方法はこちら」

①水位が高い・④便器に水が流れ続けている

これは稀な症状ですが、少し時間を置いても便器に水が流れ続けながら水位が下がる状態なら、 給水機能と排水機能の両方に問題があると考えられます。この4つのパターンでは一番重症です。

水位調節・ボールタップ(浮き玉)・ゴムフロート(鎖・レバー)・オーバーフロー管などの修理が必要です。
「タンク内の水位調整の方法はこちら」
「ボールタップ(浮き玉も含めて)交換方法はこちら」
「ゴムフロートの修理・交換方法はこちら」
「玉鎖の修理・交換方法はこちら」

②水位が標準、水位が低い・③便器に流れる水が止まった

これも稀な症状ですが、ある一定の水位で便器に流れる水が止まるのは、オーバーフロー管のヒビ割れが原因と考えられます。また水位が低い場合は、もともと水位調整が低すぎる可能性もあります。

オーバーフロー管の交換はタンク本体の取り外しが必要ですので、専門業者に依頼しましょう。

②水位が標準、水位が低い・④便器に水が流れ続けている

このパターンもよくある修理です。これは排水機能が原因です。 ゴムフロートかオーバーフロー管の根本などから水が漏れている状態です。

ゴムフロートが原因の場合は、連動する鎖・レバーに問題がある可能性もあります。 タンク内の水が便器に流れ続けてほとんどなくなってしまう状態になります。
「ゴムフロートの修理・交換方法はこちら」
「玉鎖の修理・交換方法はこちら」

オーバーフロー管の場合は、ヒビ割れなどの損傷が原因です。 時間が経過するとタンク内の水位がヒビ割れしている位置まで下がっている状態になります。 オーバーフロー管の交換はタンク本体の取り外しが必要ですので、専門業者に依頼しましょう。

原因3:タンク内の給水が止まらない

タンク内の給水が止まらない原因は?


続けてトイレを使ったわけでもないのに、いつトイレに入ってもタンク内でチョロチョロ・ポタポタと音がする症状です。

便器に大量の水が流れ続けるのではなく、タンクの中で少量の水が流れ続ける給水音が聞こえてくる場合は、主に以下の原因が考えられます。

  • 止水栓からの給水量が少ない
  • ボールタップの故障
  • 浮き球が機能していない
  • ゴムフロートの故障
まずは単純に止水栓からの給水量が少ないだけではないか確認しましょう。

止水栓を閉めている場合は、止水栓を少しずつ開いて給水量を増やしてみましょう。 タンク内が適切な水位になり給水音が止まったなら、止水栓からの給水量が少ないことでタンクに水を溜めるのに時間がかかっていたことが原因です。この場合はタンク内の水位調整をしてください。

またフィルター付き止水栓の場合は、フィルターの目づまりを掃除することで給水量を増やせることがあります。
「タンク内の水位調整の方法はこちら」

上の方法では直らない場合は、ボールタップ・浮き玉・ゴムフロートが原因と考えられます。



それではタンクの蓋を外して中を確認してみましょう。 手洗い管付きの場合は、パイプから水が出るので飛び散らないように手でタンクの中に向けてください。

タンクの中を見るとボールタップから給水され続けている状態かと思います。 次に、浮き玉を手で持ち上げるとボールタップから給水が止まるか確認してください。

>給水が止まらない場合はボールタップの故障

給水が止まらない場合は、ボールタップの故障です。浮き玉が上がっているのにボールタップからの給水が完全に止まらずポタポタ漏れている状態になっています。新しいボールタップに交換することで修理します。
「ボールタップ(浮き玉も含めて)交換方法はこちら」

>給水が止まる場合は浮き玉

浮き玉を手で持ち上げるとボールタップから給水が止まる場合は、ボールタップは故障していません。次に考えられる原因は浮き玉です。

浮き玉が完全に上がりきらないことで、ボールタップから給水され続けている状態です。 浮き玉が破損していないか、他の部品に接触して引っかかってないか確認してください。
「ボールタップ(浮き玉も含めて)交換方法はこちら」

>浮き玉に問題がない場合は、ゴムフロートが原因

浮き玉に問題がない場合は、ゴムフロートが原因です。 ゴムフロートから少しずつ水が漏れることで、浮き玉が完全に上がりきらず、ボールタップから少量の給水がされ続けている状態です。以下のような問題がないか確認してください。

  • ゴムフロートが玉鎖から外れていないか
  • ゴムフロートの位置がズレていないか
  • ゴムフロートにゴミが挟まっていないか
  • ゴムフロートが劣化していないか
ゴムフロートが外れていたり、正常な位置からズレていたりするのは、目で見てわかやすいです。 しかし、ゴムフロートに小さなゴミが挟まっていたり、劣化して完全に栓ができず少しずつ漏れている場合は、ひと目で気が付くことができません。止水栓を止めてタンク内の水を流して、タンク内に水がない状態にしてからよく確認しましょう。

この症状の場合は、安易にボールタップの故障だと判断すべきではありません。ボールタップを交換しても直らなくて、結局ゴムフロートを交換することで症状が解消できることが多いです。

特にゴムフロートの劣化には注意が必要です。手で触って黒い汚れがつく、またはボロボロと崩れる、 このような場合には、目視ではわからないくらいの少量の水漏れがよくあります。

またゴムフロートは常に水に浸かっているので劣化も早いです。劣化の症状が確認できなくても目安として7年以上経過しているのであれば交換するようにしましょう。ゴムフロートは新しく交換することで簡単に修理できます。
「ゴムフロートの修理・交換方法はこちら」
「玉鎖の修理・交換方法はこちら」

トイレの水が止まらない原因別の修理方法

修理をする前にタンク内の水を抜く

タンクを開けて修理するときは、止水栓を締めた状態でレバーを引いてタンク内の水を全て流しておきます。 タンク内に水が入った状態だと作業しにくので、必ず最初に行ってください。

タンク内の水位調節方法

水位調整リング
                           
※画像出典:TOTO公式サイト


    【タンク内の水位調整】
  • 1. 止水栓を閉める(止水栓を何回まわしたか覚えておく)
  • 2. タンクの水を流してオーバーフロー管「-WL-」の表示(先端から3cm下)より低い水位にする
  • 3. タンクの蓋を外す
  • 4. 水位調整リング・浮き玉でオーバーフロー管の「-WL-」の表示(先端から3cm下)に調節する
  • 5. 止水栓を開けて給水して水位を確認調整。オーバーフロー管の「-WL-」の表示(先端から3cm下)にできれば完了


ボールタップや浮き玉の種類によって水位調節の方法が変わります。

>水位調整リングあり

ボールタップにペットボトルの蓋のような水位調整リングがある場合は、引き上げてロックを外します。左に90度回すと水位を8mm下げることができます。

>水位調整リングなし

水位調整リングがないタイプの場合は、浮き玉のアームを下向きに曲げることで水位を下げる調整をします。アームの付け根から曲げると折れてしまうので、真ん中からゆっくりと曲げてください。調整が終わったら、アームの元にあるロックナットを締め直してください。

>浮き玉が球体ではなく円柱の場合

浮き玉が球体ではなく円柱の場合は、浮き玉本体を右に回すことで水位を下げる調整をします。

止水栓の給水量の調整

止水栓の給水量の調整
                           
※画像出典:TOTO公式サイト


止水栓もタンク内の水位に影響しますので調整します。 タンク内の部品に故障があった場合でも、止水栓を調整しているとタンクから水が溢れないようになっています。

オーバーフロー管から流れる水量より、止水栓から給水される水量を少なくしておくことで、排水と給水のバランスをコントロールして水面が上昇しないようにすることができます。止水栓をマイナスドライバーや手で回しながら調整しましょう。

    【止水栓の調整】
  • 1. タンクの蓋を外す
  • 2. 浮き玉を手で下げた状態で止水栓を少しずつ開いて給水量を調整。
  • 3. 浮き玉を手で下げた状態で給水して水位がオーバーフロー管より1cm以上上がらないようににできれば完了

※手洗い管付きの場合は水が飛び散らないように注意 止水栓を開けると手洗い管につながるパイプから水が出てきます。蛇腹ホースやゴムホースを手でタンク内に向けて水が流れるようにしておきましょう。

ボールタップの修理交換方法

ボールタップの取り外し

ボールタップ本体がグラついていたり、ナットが緩んでいるようなら接続部分のナットを締め直します。それでも水が止まらない場合は、ボールタップを交換します。

ボールタップには横給水と下給水の2種類あります。 ここでは、一般的なタンクの横に給水管が接続されている横給水タイプのボールタップで解説します。 ネットやホームセンターで約4,000円~5,000円で購入できます。購入するときは、現物を持っていくかタンクの品番などから適合するものを選ぶようにしましょう。

    【ボールタップ交換手順】
  • 1. 止水栓を閉める(止水栓を何回まわしたか覚えておく)
  • 2. タンク内の水を流す
  • 3. タンクの蓋を外す
  • 4. 止水栓からタンク外側につながる給水管を外す。ボールタップを押さえてモンキーレンチで袋ナットとツバ付きナット外す。
  • 5. タンク外側につながる給水管が外せたら、ボールタップをタンク内側に引き抜きます。
  • 6. 新しいボールタップを取り付けて、給水管を取り付ける。
  • 7. 止水栓を開けて給水して水位を調整。(止水栓を何回まわしたか覚えておく)
  • 8. 水を流してボールタップが機能しているか、水漏れがないか確認


鎖の調整、交換方法

鎖の調整

レバーの鎖を適切な位置へ戻してあげます。 鎖が絡まるということは周囲に接触しているものがあるということです。 節水のためにペットボトルなどをタンクに入れている場合は取り出しましょう。

また、鎖の長さは張りすぎず適度なたるみが必要です。短すぎるとゴムフロートが浮いてしまい、長すぎても他の部品との接触や位置がズレるなどの問題が起こります。

流せる水量も、鎖が短いとゴムフロートの開きは大きくなり流れる水量が増えます。反対に鎖が長いとゴムフロートの開きは小さくなり流れる水量が少なくなります。

ゴムフロートがある底の方で鎖がある程度たるみを持つように長さの調整ができればベストです。 リング状は2輪・玉鎖は4玉くらいのたるみに調整しましょう。

もし鎖が錆びていたり老朽化していれば、新しいものと交換しましょう。

    【鎖の長さ調整方法】
  • 1. 止水栓を閉める(止水栓を何回まわしたか覚えておく)
  • 2. タンク内の水を流す
  • 3. タンクの蓋を外す
  • 4. レバーのフック部分で鎖の長さを調整する(リング状は2輪・玉鎖は4玉のたるみ)
  • 5. レバーで水を流してゴムフロートの動きを確認する


    【鎖の交換方法】
  • 1. 止水栓を閉める(止水栓を何回まわしたか覚えておく)
  • 2. タンク内の水を流す
  • 3. タンクの蓋を外す
  • 4. レバーのフック部分から鎖を外す
  • 5. ゴムフロートの上部から鎖を外す
  • 6. 新しい鎖を取り付ける
  • 7. レバーのフック部分で鎖の長さを調整する(リング状は2輪・玉鎖は4玉のたるみ)
  • 8. レバーで水を流してゴムフロートの動きを確認する


ゴムフロートの確認と交換方法

ゴムフロートの写真

    【ゴムフロートの確認】
  • ゴムフロートから外れた鎖を取り付ける
  • ゴムフロートを正常な位置に戻す
  • ゴムフロートに挟まっているゴミや接触している物を取り除く
  • ゴムフロートが劣化している場合は交換する


ゴムフロートを手で触って黒い汚れがつく、ボロボロとゴムが崩れるのが交換の目安です。 また見た目で劣化していない場合でも、7年以上経過しているなら交換する目安となります。

ゴムフロートはTOTOとINAXで形状が違い、少し取り付け方法も少し違います。またサイズも2種類ありますのでメーカーや品番を確認するように注意してください。

    【ゴムフロート交換方法】
  • 1. 止水栓を閉める(止水栓を何回まわしたか覚えておく)
  • 2. タンク内の水を流す
  • 3. タンクの蓋を外す
  • 4. レバーのフックから鎖を外す
  • 5. オーバーフロー管の根本にある接続部からゴムフロートを外す
  • 6. 古いゴムフロートと鎖を取り出す
  • 7. 新しいゴムフロートと鎖を取り付ける。鎖の長さを調節
  • 8. 止水栓を開けてレバーで水を流してゴムフロートの動きを確認する


※注意:オーバーフロー管の根本からゴムフロートを外すときは、水平にゆっくりと引き抜いてください。曲げたり捻れたり、余計な力が加わるとオーバーフロー管の根本が折れる可能性があります。

オーバーフロー管の交換

オーバーフロー管はタンクを外しての大掛かりな作業になります。陶器製のタンクが割れてしまうと、オーバーフロー管の修理費どころではありませんので、専門業者に依頼しましょう。

タンクレストイレ(タンクがないタイプ)の水が止まらない場合

タンクレストイレの水が止まらない場合

タンクレストイレは基本的に電気系統で給水・止水を管理しいています。なので中の機能を確認するには分解が必要です。

タンクレストイレの水が止まらない場合:メーカーへ問い合わせる

分解するのは画像の赤丸で囲った部分。タイプによって形は様々ですが便座の裏側に制御する箇所があります。

安易な分解は危険なので最初にメーカーへ連絡を

おそらく原因は給水バルブのシャフトが錆びていたり、汚れで固着することによる動作不良だと考えられます。

しかしタンクレストイレの故障は電化製品の故障と同じで、とりあえず最初はメーカーへ直接問い合わせるのが一番かと思います。

とにかく止水栓を締めて水の流れを止めた後、電源を抜いてメーカーへ聞くのがより確実です。

トイレの水が止まらない原因のまとめ

トイレの水が止まらない理由は、大きく分けるとタンク内の故障によるもの。水が流れる仕組みを理解できれば簡単に直すことができます。

急にトイレの水が止まらないときは、まずは最初に止水栓を締めること。そうすれば、とりあえずは水を止めることができるので、 その後で冷静になって原因を突き止めるように心がけましょう。

どうしても直らない・・・業者へ依頼するときの料金相場

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下の料金表は修理料金の相場としてもご参考いただければ幸いです。

水洗トイレのつまり・水漏れ修理の料金価格表

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※料金はすべて税込価格です。
修理の種類 WEB限定料金 通常料金
トイレの詰まり 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
トイレの水が溢れる、止まらない 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
チョロチョロ水が漏れている 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
タンクに水がたまらない 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
異臭、悪臭がする 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
ウォシュレット、温水便座の水漏れ不具合(故障) 4,860円(税込み)~ 8,640円(税込み)~
ウォシュレット、温水便座の取り付け(交換) 11,880円(税込み)~ 19,440円(税込み)~

その他、トイレの水漏れ以外に関するトラブルも即日対応で迅速に解決いたします!

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