最終更新日 2022年9月29日

ラバーカップは、トイレや台所、お風呂場、洗面台などの排水口の詰まりを解決してくれる便利な掃除道具です。つまり除去に一役買ってくれるラバーカップは、汚水などに触れる気化器が非常に多いものになります。

雑菌などが繁殖しやすい場所を掃除することになるので、ラバーカップ自体にも汚れが付着してしまいます。付着した雑菌は放置すると繁殖し、衛生的にもよくありません。

そのため、ラバーカップは綺麗に洗っておく必要があります。

雑菌繁殖により、カビなどが発生してしまいます。

掃除するための道具なのに不衛生な状態というのは避けたいものです。

ラバーカップを清潔に保つための正しい洗い方を、それぞれのタイプに分けてご紹介していきます。

目次
  1. 種類別!ラバーカップの洗い方
    1. ①洋式トイレ用ラバーカップの洗い方
    2. ②和式トイレ用ラバーカップの洗い方
    3. ③真空式ポンプ型ラバーカップの洗い方
    4. ④和式洋式兼用ラバーカップの洗い方
  2. ラバーカップの正しい3つの保存方法
    1. 保存方法1:ビニール袋に包んでおく
    2. 保存方法2:バケツなどに入れておく
    3. 保存方法3:カバーに入れておく
  3. ラバーカップを洗う上で注意すべきこと
    1. 注意点1:食品などを扱う場所で洗わない
    2. 注意点2:漂白剤などを使わない
  4. ラバーカップを洗わずに放置すると…?
  5. ラバーカップは正しく洗い、綺麗に保とう!

種類別!ラバーカップの洗い方

ラバーカップには主に3つ種類があります。

和式トイレ用ラバーカップ、洋式トイレ用ラバーカップ、どちらも兼用のラバーカップです。

その他に、真空ポンプ型ラバーカップというものもあるので、これら4つのそれぞれの洗い方について解説していきます。

①洋式トイレ用ラバーカップの洗い方

洋式トイレ用ラバーカップは、排水口にフィットするようにツバが付いているものが多くなっています。ツバの裏側などに菌が付着しやすくなるのできちんと水で洗い流しましょう。

STEP1:手袋をはめる

衛生的に掃除をするためにも、ゴム手袋などをはめて掃除するのが良いでしょう。無い場合には、素手でも問題ありませんが、掃除の後に手洗いをしっかり行いましょう。

STEP2:ツバを引き出しておく

よりしっかり吸着させるためについているツバを引き出し、洗い残しが発生しないようにしておきましょう。手で簡単に引き出すことができるので、洗い始める前に出しておきましょう。

STEP3:流水で洗い流していく

水を流しながら、ラバーカップの内側、外側をくまなく洗い流していきましょう。節水などせず、たくさんの水で洗い流すのがコツです。元々ラバーカップは、汚れがつきにくい加工になっています。そのため、水で洗い流すだけでも充分に汚れを落とすことができます。

STEP4:スポンジなどで擦り洗いを行う

目に見える汚れなどが付着している場合には、スポンジなどを使用して擦り洗いしましょう。このとき、たわしなどを使ってしまうとラバーカップを傷めてしまう可能性がある為、出来るだけ柔らかい素材のスポンジなどを使用してください。

STEP5:天日干しをする

洗い終わったラバーカップは天日干しにしましょう。洗い切れなかった雑菌も、日光消毒を行うことで殺菌することが出来ます。この時、水気をきちんと切って風通しの良い場所に配置するのを忘れないようにしてください。

STEP6:必ず乾ききっていることを確認し、しまう

しまう時は、必ず水気がなくなっていることを確認しましょう。濡れたまましまうと、雑菌が繁殖し、掃除した意味がなくなってしまいます。完全に乾ききっていることをチェックして下さい。

②和式トイレ用ラバーカップの洗い方

和式トイレ用のラバーカップは、和式トイレに合うように設計されているため、吸着面が水平になっています。そのため、洗いやすくなっています。

STEP1:手袋をはめる

衛生的に掃除をするためにも、ゴム手袋などをはめて掃除するのが良いでしょう。無い場合には、素手でも問題ありませんが、掃除の後に手洗いをしっかり行いましょう。

STEP2:流水で洗い流していく

水を流しながら、ラバーカップの内側、外側をくまなく洗い流していきましょう。節水などせず、たくさんの水で洗い流すのがコツです。ラバーカップは元々汚れがつきにくい仕様になっているため、水で洗い流すだけでも充分に汚れを落とすことができます。

STEP3:スポンジなどで擦り洗いを行う

目に見える汚れなどが付着している場合には、スポンジなどを使用して擦り洗いしましょう。このとき、たわしなどを使ってしまうとラバーカップを傷めてしまう可能性がある為、出来るだけ柔らかい素材のスポンジなどを使用してください。

STEP4:天日干しをする

洗い終わったラバーカップは天日干しにしましょう。洗い切れなかった雑菌も、日光消毒を行うことで殺菌することが出来ます。この時、水気をきちんと切って風通しの良い場所に配置するのを忘れないようにしてください。

STEP5:必ず乾ききっていることを確認し、しまう

しまう時は、必ず水気がなくなっていることを確認しましょう。

濡れたまましまうと、雑菌が繁殖し、掃除した意味がなくなってしまいます。完全に乾ききっていることをチェックして下さい。

③真空式ポンプ型ラバーカップの洗い方

ポンプ型ラバーカップは、先端が外せるものが多い為、外して掃除することが可能になります。その点で、丸洗い可能なため他のラバーカップよりも衛生的に保つことができそうです。

STEP1:手袋をはめる

衛生的に掃除をするためにも、ゴム手袋などをはめて掃除するのが良いでしょう。無い場合には、素手でも問題ありませんが、掃除の後に手洗いをしっかり行いましょう。

STEP2:先端が外れるものは外しておく

真空式ポンプ型ラバーカップは先端が外せるものが多くなっています。先端から外すと丸洗い可能になるため、掃除が簡単になります。柄の部分は、水にぬらすと使えなくなる可能性があるので気を付けましょう。

STEP3:流水で洗い流していく

水を流しながら、ラバーカップの内側、外側をくまなく洗い流していきましょう。節水などせず、たくさんの水で洗い流すのがコツです。ラバーカップは加工されていて汚れがつきにくくなっており、水で洗い流すだけでも充分に汚れを落とすことができます。

STEP4:スポンジなどで擦り洗いを行う

目に見える汚れなどが付着している場合には、スポンジなどを使用して擦り洗いしましょう。このとき、たわしなどを使ってしまうとラバーカップを傷めてしまう可能性がある為、出来るだけ柔らかい素材のスポンジなどを使用してください。

STEP5:天日干しをする

洗い終わったラバーカップは天日干しにしましょう。洗い切れなかった雑菌も、日光消毒を行うことで殺菌することが出来ます。この時、水気をきちんと切って風通しの良い場所に配置するのを忘れないようにしてください。

STEP6:必ず乾ききっていることを確認し、しまう

しまう時は、必ず水気がなくなっていることを確認しましょう。濡れたまましまうと、雑菌が繁殖し、掃除した意味がなくなってしまいます。完全に乾ききっていることをチェックして下さい。

④和式洋式兼用ラバーカップの洗い方

和式洋式兼用ラバーカップも、ツバが付いているためそのツバもきちんと洗うよう心がけましょう。

STEP1:手袋をはめる

衛生的に掃除をするためにも、ゴム手袋などをはめて掃除するのが良いでしょう。無い場合には、素手でも問題ありませんが、掃除の後に手洗いをしっかり行いましょう。

STEP2:ツバを引き出しておく

ツバをひきだし、洗いやすいようにしておきます。無い場合には、そのまま水洗いへいきましょう。

STEP3:流水で洗い流していく

水を流しながら、ラバーカップの内側、外側をくまなく洗い流していきましょう。節水などせず、たくさんの水で洗い流すのがコツです。ラバーカップは加工されていて汚れがつきにくくなっており、水で洗い流すだけでも充分に汚れを落とすことができます。

STEP4:スポンジなどで擦り洗いを行う

目に見える汚れなどが付着している場合には、スポンジなどを使用して擦り洗いしましょう。このとき、たわしなどを使ってしまうとラバーカップを傷めてしまう可能性がある為、出来るだけ柔らかい素材のスポンジなどを使用してください。

STEP5:天日干しをする

洗い終わったラバーカップは天日干しにしましょう。洗い切れなかった雑菌も、日光消毒を行うことで殺菌することが出来ます。この時、水気をきちんと切って風通しの良い場所に配置するのを忘れないようにしてください。

STEP6:必ず乾ききっていることを確認し、しまう

しまう時は、必ず水気がなくなっていることを確認しましょう。濡れたまましまうと、雑菌が繁殖し、掃除した意味がなくなってしまいます。完全に乾ききっていることをチェックして下さい。

ラバーカップの正しい3つの保存方法

次に、ラバーカップの保存方法3種類について解説していきます。

ラバーカップが濡れた状態で保管をすると、菌が繁殖し匂いの原因になったり、ゴム部分の劣化などが進む可能性があります。

しっかりと水気を取り、しっかりと乾かし、雑菌の繁殖を抑えることが重要です。そうすることで臭いなども発生しにくくなります。

それぞれの保管方法について、見ていきましょう。

保存方法1:ビニール袋に包んでおく

衛生的には望ましくないですが、金銭面的には最も優しい方法がビニールに包んで床に置く方法です。

床にそのまま置くのはあまりよくないため、ビニールにくるんでみましょう。

この際には、必ず水が残っていないことを確認してからビニールに居れるようにしましょう。

保存方法2:バケツなどに入れておく

ビニールなどに入れても床に直接置くのが嫌な人は、バケツなどに入れて補完する方法を取るのが良いでしょう。

家にあるバケツなどに入れておくことで衛生的にも安心です。見た目は良くありませんが、バケツ自体もトイレ掃除などに使用できるため、掃除セットとして一緒にしておくのもひとつの手です。

バケツであれば汚れてしまったとしても掃除がしやすくなっています。

保存方法3:カバーに入れておく

最近ではラバーカップ用のケースも販売されています。ラバーカップを購入する際に、カバー付きのものを購入しておくのが良いでしょう。

このカバーを使用する場合には、カバーの清掃も必要になります。定期的にカバーとラバーカップセットで洗うようにしましょう。

カバーは、お洒落なデザインのものも多く販売されているため、自宅のインテリアとしても成り立ちます。トイレをお洒落な空間にしておきたい人でも、ラバーカップを上手く補完できるでしょう。また、シンプルなケースを購入して自分で色を塗ったり、マスキングテープなどでリメイクするという方法もあります。

ラバーカップを洗う上で注意すべきこと

ラバーカップを洗う時には2つの注意点があります。

食品などを扱う場所で洗わないようにすることと、洗剤類を使用しないと言う事です。注意点について、詳しく解説していきます。

注意点1:食品などを扱う場所で洗わない

トイレや洗面台などの詰まりを解決するラバーカップは、手入れをするとしてもあまり綺麗なものとは言えません。

ラバーカップをキッチンシンクなどで洗い、そのあとシンクを掃除したとしても目に見えないところに雑菌などが付着してしまっている場合があります。

排せつ物などに混じっている菌が蔓延してしまうと食中毒などの原因になりますので、絶対に食品を扱う場所では洗わないようにしてください。

注意点2:漂白剤などを使わない

ラバーカップはの材質を調べてみると、合成ゴムや天然ゴムなどでつくられているものがほとんどになります。

ゴム製品にはアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを使うことができません。

殺菌の為にアルコールや漂白剤などの洗剤を使用してしまうと、ラバーカップのゴムを劣化させる原因になります。

ゴムが劣化すると、耐久力が弱くなり、吸引力などが低下してしまいます。どうしても消毒がしたいという人は、天日干しによる日光消毒を採用して下さい。

ラバーカップを洗わずに放置すると…?

ラバーカップを洗うのがめんどくさい、と思って放置していると思わぬ事態になってしまいます。

ラバーカップは、トイレや排水口といった雑菌が溜まりやすい場所で使用されるため、雑菌が付着し、繁殖してしまいます。

保管方法によっては雑菌による匂いや、カビなどが発生するでしょう。そのまま放置しておくと、次に使う時に他の場所にその菌をばらまいてしまうおそれがあります。

こうなることを防ぐために、ラバーカップを使った後、除菌をしてから保管する必要があります。めんどくさいと思ってもひと手間掛けるようにしましょう。

ラバーカップは正しく洗い、綺麗に保とう!

トイレ掃除の心強い味方であるラバーカップは、清潔を保つことが何より重要です。

お手入れやメンテナンスを怠ると、すぐに雑菌が発色し、汚れや臭いの原因になってしまいます。

水洗いで綺麗にし、天日干しをしたあと、良く乾かしてから保管することで清潔に保つことができます。

正しいお手入れ方法を知り、衛生的に掃除ができるように心がけていきましょう!