ドレインバスターの値段や使い方、口コミ・評判を紹介
最終更新日 2022年9月29日
トイレや排水口が急に詰まってしまうと、とても不便で、困りますし、焦りますよね。
トイレや排水口の詰まりは、生活に直結する、とても切実な問題です。
ところが、これがなかなか解消できなくて、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
特に、トイレの詰まりには様々なラバーカップが売っていますが、排水口の詰まりに対応した商品は極めて少ないと言えるでしょう。
本記事では、トイレの詰まりにも、排水口の詰まりにも対応した、ドレインバスターをご紹介します。
ドレインバスターの特徴から値段の比較一覧、口コミ・評判を一挙にご紹介!
トイレや排水口の詰まりに困ったら、ぜひ参考にしてください。
ドレインバスターの特徴
ドレインバスターの特徴は以下の3つです。
- 吸引力が強い
- 大小のヘッドが付いている
- 簡単に使用できる
それでは、一つひとつ見ていきましょう。
特徴1:吸引力が強い
ドレインバスターは、真空式のパイプクリーナーです。
真空式パイプクリーナーは、ゴム製のカップ・シリンダー部分・ハンドルの3つのパーツでできており、ゴム製のカップを排水口に押し当ててハンドルを上下させることで、強力な吸引力と押し出す圧力を生み出します。
この作用によって、詰まりの原因となっているものを引き上げたり、崩して流させたり、排水口の奥に流したりして詰まりを解消できるようになるというわけです。
普通のラバーカップに比べて、引ける空気の量が多いため、真空による吸引力が強いのに加えて、押し下げる力も加わるため、普通のラバーカップよりも詰まり解消の効果が強いのが特徴です。
トイレだけでなく、キッチン、洗面台、浴室の排水口の詰まりまで解消することができます。
軽度の油詰まり、野菜くずやヌメリによる排水管詰まり、紙や排泄物・嘔吐物、水に流せるものによるトイレ詰まりであれば、簡単に解消可能です。
排水口の詰まりだけでなく、配管やパイプの詰まりにも対応できることも特徴と言えるでしょう。
また、真空式パイプクリーナーは、カップを押し付けた状態のまま、ハンドル部分を動かすだけなので、普通のラバーカップよりも水が飛び散りにくいというメリットもあります。
特徴2:大小のヘッドが付いている
ドレインバスターには、大小のヘッドが付いています。
大きい方のヘッドは大きな排水口やトイレ詰まりに、小さい方のヘッドはキッチンや洗面台、お風呂の排水口詰まりに使用できます。
これ1つで、家中の排水口に使用できるので、大変便利です。
特徴3:簡単に使用できる
普通のラバーカップの場合、排水口に設置したカップを、自分自身の力で押し付けたり、引き上げたりするようにして使います。
それに対して、ドレインバスターのような真空式パイプクリーナーは、この作業をポンプで行うため、より確実に、手軽に、カップの中を真空にできます。
ドレインバスターの使い方は、後で詳しく述べますが、基本的には、吸引カップを排水口に固定し、上部に設置されたハンドル部分を上下させるだけです。
したがって、プロ仕様に匹敵する吸引力があるわりには、素人でも、力のない女性でも、簡単に使用できます。
ドレインバスターの使い方
ドレインバスターの使い方は簡単ですが、いくつか手順があります。
ここでは、ドレインバスターの使い方を、順を追って説明していきます。
STEP1:使用前に周りを養生する
ドレインバスターを使う前には、必ず周りの養生をしておきましょう。
ドレインバスターを使った作業は、通常のラバーカップよりも少ないとしても、汚水が飛散する可能性があります。
前もって床や壁を保護しておけば、もし汚水が飛散しても後処理が簡単で済むのです。
まず、ビニールや雑巾、新聞紙などを床に敷いておきます。
ビニールを敷いてから、その上に要らない雑巾や新聞紙を重ねていくと、後処理が楽です。
次に、壁も同様に、汚水が飛散しそうな範囲をビニールや新聞紙で保護しておきます。
後処理のことを考えて、養生に使用したビニールなどを一箇所にまとめられるよう、大きめのバケツかゴミ袋を用意しておくと効率的です。
このように準備を整えておくことで、衛生的にも安心ですし、後処理も非常に楽になります。
また、ドレインバスターの吸引カップが排水口にピッタリと密着するように、排水口の周りも洗剤とブラシできれいに掃除しておきましょう。
STEP2:ドレインバスターの吸引カップを排水口に密着させる
トイレの場合は、まずドレインバスターのカップ部分が水に浸るように水量を調節します。
水が溢れそうな場合は、給水ポンプやバケツなどを使って水を汲み出し、足りない場合は注ぎ足す必要があります。
その他の排水口の場合は、カップ部分が全部水に浸らなくても大丈夫です。
水量が調節できたら、ドレインバスターの吸引カップを、排水口にしっかり密着させましょう。
カップ部分が押し潰れて、カップ内が真空になるまで強く押し付けるのがコツです。
ドレインバスターを使う時には、排水口内を完全に真空にさせないと意味がありません。
空気が抜けてしまうと、効果が落ちるので、しっかり密着させるようにしましょう。
STEP3:ドレインバスターのハンドル部分を上下させる
ドレインバスターのカップ部分を排水口に密着させたら、シリンダー部分をしっかりと握って、ハンドルだけを勢いよくグッと引きます。
この時、パイプ内が引力となって、抵抗力が上がります。
もし、抵抗力をほとんど感じられない場合は、隙間から水が入っているので、やり直した方がいいでしょう。
抵抗力を感じられたら、ハンドル部分を引く、押すを繰り返して、上下させます。
初めの抵抗力より弱くなれば、詰まりが解消されている証拠です。
抵抗感をほとんど感じられなくなるまで、ハンドル部分の上下を繰り返しましょう。
最後に、排水口に水を流して、排水の状態を確認して完了です。
ドレインバスターの口コミ・評価まとめ
ここでは、ドレインバスターの良い口コミと悪い口コミの両方をご紹介します。
ドレインバスターの良い口コミ
流し台に、ラーメン汁や石けんなどを流すため、詰まってしまうのですが、水が溜まってから数回のポンピングで改善しました。ラバーカップ式のものに比べて、吸引力が段違いで、あまり力も要らないため、女性でも簡単に使用できます。会社の給湯室ごとにまとめて購入しましたが、これを購入してから、排水口詰まりの苦情がなくなって、助かっています。
トイレが頻繁に詰まってしまうため、購入しました。ラバーカップだとなかなか解消しない詰まりも、これを使うと数回で解消できました。汚水があまり飛び散らないのも魅力です。
最初に密着させる時は、ちょっと力が要りますが、あとはポンプを押したり引いたりするだけなので、ラバーカップより断然楽です。
こんなに吸引力が強いのに、ラバーカップより安いなんて!先にこっちを購入しておけばよかったです。トイレもキッチンの排水口も、キャップを取り替えればどちらにも使えるのも便利ですね。パイプに詰まった油汚れとかも取り除くことができて、とても重宝しています。液体のパイプクリーナーを使う前にこれを使っておくと、よりキレイになりますよ!
真空式パイプクリーナーを買うのは初めてですが、ゴムが柔らかくて排水口にフィットし、一押しで流れました。今までラバーカップで汗だくになってやっていたのは何だったのかと思います。プロも使うということですが、これがこんなに安価で買えるなんて、ほんとに有り難いです。
ユニットバスの詰まりにも使えました。ユニットバスは、排水口にゴミや汚れが溜まりやすいのですが、これを使ってゴミを吸い出すことができるようになり、詰まって困ることがなくなりました。わりとしっかりした作りなので、すぐに壊れるということもなく、何回も使えます。買ってよかったと思う商品のうちの一つです。
気になっていた下水の詰まりが、30分以内に抜けました。期待通りの活躍です。機能的には簡単で、コツさえ覚えれば誰でも使用できると思います。排水口を空のままではなく、水を入れてポンプを上に乗せ、水圧を利用すると、即、貫通します。力も要りません。
古い住宅なので、お風呂の排水溝に髪の毛が詰まりやすくて困っていました。水道業者を呼ぼうかと思っていましたが、友人に勧められてこの商品を使ってみたら、一発で解消しました。すごいです。ポンプを上下させるだけなので、女性でも簡単に使えると思います。
ドレインバスターの悪い口コミ
思ったより形状が大きくて、作業スペースが狭かったので苦労してしまいました。小さいキャップは洗面台やキッチンのシンクにも使えるとのことですが、あまり小さなところだと使いにくいかもしれません。ただ、小刻みにピストン運動させれば、使えることは使えます。
どんな排水口にも対応できると期待していましたが、排水口の位置が悪かったようで、キャップがきちんとハマらず、使用できませんでした。仕方なく他の排水口で使っていますが、キャップがきちんとハマれば、吸引力はなかなかのものだけに、本当に使いたいところで使えなかったのが残念です。
日本語の説明書が付いていなかったので、使い方がわからなくて、苦労しました。こういった商品に慣れている人は良いですが、全く初心者だと、まず組み立てられません。英語に強い人、説明がなくても大丈夫な人にはいいかもしれません。実際に使ってみると、一発でパイプの詰まりが解消したので、買って損したとは思いませんが、使うまでに苦労したのは確かです。
思ったよりも作りが雑で、肝心のポンプが滑らかに動かず、ギスギスして使いにくかったです。ただ、一応詰まりは解消できたのと、かなり安い商品であることを考えれば、このくらいが妥当かもしれません。
ゴム部分が17㎝と記載されていたので購入しましたが、届いたら15㎝しかありませんでした。うちの排水口は大きかったので、それでは使用できず、残念です。ネットで購入すると、こういうこともあるんだなぁと思いました。買う時はしっかり排水口のサイズを確認した方がいいです。
ドレインバスターは安い割に使いやすくて強力!
以上、ドレインバスターの特徴から使い方、口コミ・評判を見てきました。
ドレインバスターは真空式パイプクリーナーとしては、かなり安価になっています。
しかし、その割には、普通のラバーカップよりも吸引力が強力で、なかなかしつこかったトイレや排水口の詰まりが1回~数回で解消したとの口コミ・評判が多く見られました。
したがって、ドレインバスターは、安い割には、使いやすくて強力であると言えるでしょう。
大小のヘッドが付いていて、家中の排水口に使えるのも魅力です。
排水口だけでなく、排水溝や配管、パイプの詰まりまで解消できるのも、真空式パイプクリーナーならではです。
真空式パイプクリーナーが初めての方も、ラバーカップで苦労されていた方も、まずはドレインバスターを購入してみて、家中のいろいろな排水口で使ってみてはいかがでしょうか。