放っておくと雑菌の温床に…ラバーカップ使用後に清潔に保つために行いたい手入れと保管方法
最終更新日 2022年5月26日
掃除に欠かせない掃除用具である「ラバーカップ」。
排水口に直接当てて詰まりを解消させる道具ですが、トイレや台所、お風呂場の排水口に直接触れたラバーカップを放置しているとどうなってしまうのでしょうか。
また、保管方法やお手入れ方法はどういうものなのか解説していきます。ラバーカップを清潔に保ち、日々のお掃除を快適に行っていきましょう!
ラバーカップを洗わず放置しているとどうなる?
ラバーカップは、トイレや台所、お風呂場、洗面台などの排水口が詰まってしまった時に使用する掃除道具です。そんなラバーカップは、直接汚水や詰まりの原因となる物体に触れる機会が多くなってしまいます。
ラバーカップを使用する場所は、トイレや排水口といった雑菌が溜まりやすいところなので、一度でも使うとその雑菌や汚れが付着してしまいます。そしてその付着した汚れや雑菌をそのままにしていると、雑菌が繁殖していきます。
すると、ラバーカップにカビが生えてしまったり、次に使う時に他の場所にその菌をばらまいてしまうおそれがあります。雑菌が付着すると、カビ等が発生する原因にもなりかねません。せっかく掃除をするのに、余計に汚してしまうという事態になるのは避けたいですよね。
ラバーカップを清潔に保つためには、使用した後、除菌をしてから保管する必要があります。
ラバーカップの正しいお手入れ方法
ラバーカップにはお手入れ方法があります!しっかりとした水洗いと、天日干しがラバーカップの正しい手入れ方法になります。シンプルすぎて心配になりますが、ラバーカップの素材はゴムの為、使える洗剤がほとんどありません。ですので、水洗いと天日干しというお手入れ方法になります。
①しっかり水洗いを行う
ラバーカップの正しい手入れ方法は「水できれいに洗い流す」です。
ラバーカップは加工されていて汚れがつきにくくなっているため、洗剤などを使用しなくても水洗いだけで汚れを落とすことができます。バケツの中にキレイな水を入れて、こすり洗いをすると場所を取りません。
たくさんの水を使ってしっかりと水洗いをするのがポイントです。
洗剤やアルコール、塩素系漂白剤などは絶対に使用しないようにしましょう。消毒、除菌といえばアルコールや洗剤、漂白剤を使用するイメージがありますが、実はそれはNG行為!
ラバーカップのゴムを劣化させる原因になります。ゴムが劣化すると、耐久力が弱くなり、吸引力などが低下する恐れがあります。そうなると、いざ使用したいという時に思うような効果が出ない場合があります。
水洗いを充分に行うだけで、ラバーカップの汚れは落とすことが出来ます。
②必ず天日干し
また洗いおわったら、ベランダや庭などで天日干しをしっかり乾かしましょう。天日干しなら洗いきれなかった雑菌などを殺菌もできるようになります。日光消毒を行い、より衛生的に保つことができます。ちなみに、水分が残ったまま密閉されたケースに戻すと、せっかく洗ったのに雑菌が繁殖しやすくなり、臭いや虫がわく原因になってしまうので注意が必要です。
気になる方は柄の部分だけはアルコールや次亜塩素酸ナトリウムを使って除菌し、保管すると衛生的に使用することが出来ます。
ラバーカップの保管方法は?
必ず天日干しを行った後、水が乾ききっていることも確認しましょう。
濡れた状態で保管をすると、菌が繁殖し匂いの原因になるほか劣化が早まる恐れもあります。良く乾かすことで雑菌の繁殖をおさえ、臭いなども最小限にとどめることが出来ます。
ラバーカップは、直射日光の当たらない場所で保管してください。
ラバーカップの保管は、主に3種類あります。
- 直接床に置いておく
- バケツにいれておく
- 専用ケースに収納する
それぞれの保管方法について、見ていきましょう。
①直接床に置いておく
直接床に置いておくと、見栄えがあまり良くありません。
残っていた雑菌などが床に付着してしまう場合もあります。汚水に触れた部分を床に置くのもためらわれますよね。ビニールなどに包むのも良いですが、やはり見栄えがあまり良くないでしょう。
ビニール袋に包んで保管する際には、必ず水分が残ってないように乾かしておきましょう。ラバーカップ以外に用意するものもないので金銭的には一番楽な保管方法です。
②バケツにいれておく
床に直接置くのに抵抗がある人は、家にあるバケツの中にラバーカップを入れて保管するのも良いでしょう。バケツなどの中に置くなら、ビニール袋に入れておくのがおすすめです。
見た目があまりよくありませんが、使用するごとにビニールを取り換えて保管するだけで衛生的になります。ただし、ビニール袋はあまり通気性が良くないのできちんと乾かしてからしまいましょう。
ラバーカップがそのまま床につかず、バケツの掃除も簡単です。
③専用ケースに収納する
最近はラバーカップ用のケースも売っています。ラバーカップとセットになっているものも多い為、購入の際にカバー付きを選ぶのもおすすめです。
ただし、ラバーカップのケースを使う場合はより保管方法に気を付けましょう。プラスチック製の容器は通気性が悪いので菌もたまりやすいです。キチンと乾かして、雑菌が繁殖しないようにしましょう。
また、インテリアとして成り立つものも多く販売されているので、見栄えは一番良い保管方法といえるでしょう。シンプルなケースを購入して、自分でマスキングテープなどで可愛くリメイクするのも良いかもしれません。
100均のラバーカップを買って、使うたびに処分するのも◎
ラバーカップをいちいち洗ったり保管方法を考えたりするのはめんどくさいですよね。
使用頻度が高くないのであれば、100均などに売っているスッポンを使い捨てにするのがおすすめです。軽度のつまりであれば充分解消することが出来ます。
100均で購入する際には、自宅の排水口の口に合っているか、確認しておきましょう。
カバーつきラバーカップのおすすめ紹介
ラバーカップは専用のケースやカバーがついているものも存在します。その場合、保管がとても楽になるので、カバー付きのラバーカップをご紹介していきます。
山崎産業 ラバーカップ洋式 ケース付
和式・洋式両方のトイレに使用でき、手頃な値段のラバーカップ。専用の開放型カバーはコンパクトに収納できるだけでなく、風通しも良くなっているのがおすすめポイント。通気性が良いので衛生的に保管することが出来ます。
日本クリンテック ラバーカップ ケース付き
ありとあらゆる排水口に使用できる万能タイプのラバーカップ。付属のケースはパカっと開くワンタッチ式で、しっかりカバーできるのでごみやほこりがつきにくいのがポイントです。仕舞う時はきちんと乾かす必要があります。
テラモト ニュー洋式カップ トレイ付
和式・洋式どちらにも使用できるラバーカップ。収納トレーつきなので風通しもよく保管できるのが特徴的です。ケースではなく、トレーという点で他の製品とは一味違います。開放的なつくりになっているので、手を使わずに開閉できるのも魅力的!
ラバーカップはきちんとお手入れしよう!
トイレ掃除の心強い味方である「ラバーカップ」ですが、お手入れをきちんとしないと雑菌の温床になったり、他の場所へ汚れを付着させてしまったりする恐れがあります。
ラバーカップはゴムでできているため、洗剤などを使わず水洗いで綺麗にしましょう。また、使用後は天日干しをするのも忘れずに!
専用のカバーなどをつかうことでより衛生的に保管することが出来るので、自宅のインテリアなどに合ったカバーを探してみて下さいね。
カバーを購入して、自分でアレンジするのも良いかもしれません。カバー付きの製品も販売されているため、そちらもチェックしてみて下さい。
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※料金はすべて税込価格です。
修理の種類 | WEB限定料金 | 通常料金 |
トイレの詰まり | 4,860円(税込み)~ | 8,640円(税込み)~ |
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タンクに水がたまらない | 4,860円(税込み)~ | 8,640円(税込み)~ |
異臭、悪臭がする | 4,860円(税込み)~ | 8,640円(税込み)~ |
ウォシュレット、温水便座の水漏れ不具合(故障) | 4,860円(税込み)~ | 8,640円(税込み)~ |
ウォシュレット、温水便座の取り付け(交換) | 11,880円(税込み)~ | 19,440円(税込み)~ |